タイトル 「天使の羽」 94 | 可愛い君に愛を囁きたい

 次の日小春は


 看護師たちを集めて、


 拓海と普通に接するようにと注意した。


「虐待はないわ。


 私が手術に立ち会ったのよ。


 全身をくまなく見たのも私」


 みんなは不満げな顔で、


 それを受け入れた。


「いい、噂に流されてはダメよ」