タイトル 「天使の羽」 388 | 可愛い君に愛を囁きたい



 沙希ちゃんはずっと大人だ。


 私より、何倍も何倍も大人だ。


 ひなたは複雑な気持ちを


 押し隠すのがやっとだった。




 翔太と鈴音が話し込むと、


 ひなたは翔太を鈴音にまかせて、


 沙希を連れて


 別の場所に行った。