タイトル 「天使の羽」 155 | 可愛い君に愛を囁きたい

 自分の背中は


 見ることができない。





ひなたは


自分の翼を


見たことがない。




 それでもきっと


 自分の翼は


 血まみれに


 違いないという気がした。