酒菜・和食 下北沢「金兵」(キンペイ) -408ページ目

一人宴会の詳細

時刻は夜の7時半。

まずは
白瓜浅漬けで、生ビール。

一息ついて、
生ビールおかわりと
アイナメの南蛮漬けにジュンサイ
さらにビールお代わり。

日本酒にします。
鳥取県の「千代むすび」の純米でタカノハガレイの刺身を。エンガワも旨いですね。

アサリのズンダ和え(昨日のお通しの残り。さすがにコレはワザワザ作りません・笑)
釜揚げ桜エビとほうれん草のお浸し、僕は桜エビの釜揚げが大好きです。
酒がどんどん進みますな。危ない危ない。お代わりお代わりの後、

エボ鯛の姿焼き。

が、焼ける間に大好きな酒・「蓬莱泉」の「空」をオチョコ1杯だけ。やはり旨いです。
カミサンに怒られるのは覚悟の上ですが、まあオチョコ1杯ならコヅカイから引かれてもいいかな、という判断ですね。
早くも判断力が鈍って来たみたい。

で、魚が焼ける間に冷静さを取り戻し、酒は同じ「蓬莱泉」のモーチョイ安価なヤツに切り替えました。
コレがまたふっくら焼けたエボ鯛とうまく合いますね。

実は、本日はこのために朝・昼と食事を抜いているので酒宴はマダマダ続きます。
カミサンの帰宅までにもまだ時間はあるはずです。

次はどうしようか。本当はここで一旦サッパリと水ナスでも食べたいんですが、昨日完売してしまったので手元にありません。取り敢えず旬のメカブをポン酢で。また酒が進みますな。

姫竹を焼いてみよう。
で、焼ける間に(以下略)

ヤングコーンも焼いてみよう。
で、焼ける間に(以下略)

稚鮎の干物も(以下略)


さすがに酔ってきたようで、軽く夜風に当たりに表に出るとまだ雨が降っています。
通りは静かで土の湿った様な懐かしい雨の匂いがします。アスファルトばかりで土なんて無いのに。

少し体も冷えた所で、小鍋でも突っつこうかという気分になりました。豆腐と魚、青菜少しずつ。

と、のんびりしながら実況風に書き続けていたら何時の間にか11時半。かれこれ4時間になりますか。
この後もう一杯やるか、締めに雑炊にするか、雑炊で取り敢えず一杯やるか。思案のしどころです。
糠漬けつまみながら考えよう。

桜エビ

北海道・稚内では昨日ようやく桜が開花したそうですね。
この時期、桜といえば桜エビです。
生で食べても掻き揚げにしても良いですが、釜揚げ(サッと茹でる)が僕は好きですねー。香りも甘味も一番感じられる気がします。

この桜エビ、静岡県は駿河湾の名産です。
川から水が流れ込んだりで湾内には餌となるプランクトンが豊富である一方、
桜エビは結構深い海に生息するものらしく、
そこらへんの関係からこの海域が丁度良い環境なんだそうです。

さて、今日は店はお休みです。
カミサンはお出掛けなので、ワタクシはゆっくり風呂に入ってから、誰も居ない店で一人ツマミを作って飲もうかな、と思っています。
勿論桜エビも。
一人宴会です。

マナガツオ、岩ガキ

先日始めたカツオの叩きですが、本日は気に入ったカツオが見付けらなかったので残念ながらありません。

で、変わりという訳ではないですが、
マナガツオ、御存知でしょうか。
紛らわしい名前ですがカツオとは全然関係無い白身魚で、古くは「西海に鮭は無し、東海にマナガツオ無し」と言われた西日本の魚です。
今回の入荷は長崎産のもの。
鮮度が落ちるのが早く生臭みが出やすい為、よく味噌漬けなどに加工されて流通していますが、本当に新鮮ならば実は刺身で美味しい魚です。
キンペイでは、皮を引いたフツーの刺身と皮を炙った焼き霜造りの二種を盛り合わせてお出ししようと思っています。

あ、あとイワガキ入荷しました。島根県産、特大です。何しろデカいので5ヶしか仕入れていません。お早めに。