きゅうぴいこの愉しい毎日 お福分け③ ハリーポッターの夢を叶える魔法の言葉 | 「妖精の国」への扉を探して

「妖精の国」への扉を探して

一冊の本が、「妖精の国」の扉の鍵になることもあります。
その本が、「扉」を開け、あなたの運命を変えることも。
この日記は、3浪で、「コネなし、金なし、美貌なし」の私が、
本や人と出会い、シンクロニシティーに導かれながら、
夢を叶えるまでのお話です。

今日は、NHKの文化センターで、ハリーポッターを翻訳した松岡佑子さんの講演会に行ってきました。

 

私は、松岡さんの自伝的エッセイを読んでからの大ファンです。

 

編集者としても、憧れの存在です。

 

 

会場にはハリーポッターのファンの方々はもちろん、翻訳の仕事に憧れている人なども。

私は、真ん中の一番前の席をゲット。

二人ずつの席で、お隣の方は、いろの白い六十歳超えた女性です。

お互い、目があうとニコリ。

「こんにちは」と意気投合しました。なんだか、魂が近い気がしたのです。

 

その方は、ハリーポッターの本の大ファンで、

「ハリーポッターのファンクラブ」のような、

ホグワーツ魔法学校に入っておられた(・・?とのことで、

胸元には、學校章をちゃんとつけて、生徒手帳まで見せてくださいました。

 

 

講演会での松岡さんのメッセージは、

 

夢を追いかける人への、ハリーポッターの魔法の言葉だと感じたので、

お福分けしますね。

 

 

 

「情熱」と、「夢見ることをあきらめないで、

持ち続ける事」

「人生は長いのだから、

諦めないでずーっと持ち続けていると、

ずっと先の曲がったところに、

何かが待っていることがあります」と。

 

松岡さんご自身のハリーポッターとの出会いが、初めの御主人が亡くなられてからなので、

「55歳くらい」です。ご自分のことを「遅咲きのハーマイオニー」とおっしゃるだけあって、

再婚されたのが、63歳です。

 

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがこどし。

急ぐべからず……」に続く、徳川家康の言葉も、

紹介されました。

 

 

そのお話をお聞きしていたら、

本当は、渡すかどうか迷っていたのですが、

56歳の私も、ムクムクと勇気が湧いてきました。

 

「そうだ!! 思いきって渡してみよう」

 

ハリーポッターの文庫本をかったら、

講演会のあとにサインをしていただけるとのことで、

 

直接松岡さんとお話したいので、文庫本を買って、並びました。

(この本は私の夢へのパスポート、お守りです。)

 

私は、いつか翻訳出版したいと思っていた、

おとぎの国の地図の本のコピーと、

妖精の家の写真のコピーを私の名刺とともに、

お渡ししました。

「ぜひ、翻訳出版してほしい」と。

 

 

まだまだ、日本にはファンタジーの魔法が足りません。

翻訳されていない、魔法がいっぱい詰まった本が

世界にはたくさんあります。

 

そんな本を出したい

 

と、直談判。(実際は、こんなに上手には伝えられていません。)

でも、緊張のあまり、

 

お渡ししたあと、帰り道で胃痙攣に。

 

 

私は、極度の緊張をすると、胃痙攣になるのです。

 

でも、それほど、「やりたい。作りたい」のだと、

あらためて自分の気持ちに気がつきました。

 

 

あー夢のある本が作りたいよー。