《 賢者の石・エリクサーとは 》

 エリクサーElixir、エリクシャー、エリクシール、エリクシア、イリクサ、エリクシル剤、エリキシル剤など、様々な名前で呼ばれているのですが、伝説によれば、錬金術の至高の創作物である【賢者の石】と同一、あるいはそれを用いて作成される液体であると考えられています。〈※※語源は下記に〉
服用すれば如何なる病気も治すことが可能であるなど、主には治療薬の一種として扱われていましたが、【霊薬・万能薬】故に(不老不死)永遠の命も得ることができるとさえ言われています。しかし、その効果に則する製造方法は現在も不明とされています。

 中世ドイツでは、パラケルススという医師が賢者の石(エリクサー)を用いて医療活動を行っていたという伝説があります。
彼は錬金術による人工生命体「ホムンクルス」(ヨーロッパの錬金術師が作り出す人造人間、及び技術のこと)を創造したとも伝えられている人物でもあります。

 このパラケルススという人物を
 まず詳しく話します。

彼の肩書は、医師・科学者・錬金術師
・神秘思想家
(彼は、体と魂を結合する霊的な気体・アルケウスの提唱者であり、全宇宙を一つの生きた全体・有機体と考え、水銀を宇宙の始原物と捉えた新プラトン主義者だった。)
・魔術的自然哲学者
・悪魔使い
であったと言われています。

 父親は医師、母親は教会隷民との間にパラケルススは1493年に生まれました。母親はパラケルススが10才の時に死亡しています。
父親はオーストリアで市医や鉱物学校の講師をしており、彼も少年時代を鉱山学校で過ごしています。そして、ドイツの修道院長で神秘学者のヨハンネス・トリテミウスの魔術の理論を学んでいたのです。ここが癖者です。

 このヨハンネス(1462年生)は、中世末・ルネサンス期のドイツのベネディクト派(カトリック教会の最古の修道会)の修道院長を長年努め、魔女の妖術を非難した学僧でありながら、降霊術を能くする魔術師として生前からいくつかの逸話が流布されていた人物でした。
(嘘つきで邪悪なエピソードです。)
そしてその証拠に魔術書を多数出版しているのです。


 カトリックの修道院長は長年、イエス・キリストではなく、悪魔に仕えていたという……
わざわざ言わなくても分かりますよね。


 また、ヴィクトリア朝と現代のヨーロッパのオカルティズムに大きな影響を与えた、秘密結社「黄金の夜明け団」の創立にヨハンネスは活用されました。
夜明け団の『暗号文書』は、ヨハンネスの暗号を用いて暗号化されていたといい、この暗号はヨハンネスの著書「ポリグラフィア」で説明されている簡単な換字式暗号でした。


 正にヨハンネスは、悪魔使いと言われたパラケルススの師匠として相応しい人物ということです。


 パラケルススの医療は、西洋医学の基本概念である四体液説に反対し、人間の肉体に対する天の星(星辰)の影響を認める医療占星術の流れを汲んで、独自の原理に基づく治療法・診断法を唱えました。
錬金術の研究から、これまでの医学に化学を導入し、酸性鉄や水銀、アンチモン、鉛、銅、ヒ素などの金属の化合物を初めて医薬品に採用したのです。
この業績からパラケルススは、「医化学の祖」と呼ばれています。他にも「毒性学の父」、「医学界のルター」とも呼ばれました。

 またパラケルススは、
万物の根源は水銀(液体性)、硫黄(燃焼性)、塩(固体性)からなるとする「三原質説」を提唱したことで知られ、疾病は三原質の不均衡から生じるとして鉱物の調合による医薬品の開発に努めました。
また、人間の体質は「辛さ、甘さ、苦さ、酸っぱさ」という根源的な特質に支配されるという説を唱えました。
(まるで現代のscnomyxやペプシコの味覚研究の元祖のようです。)


 またパラケルススは、「アヘン剤」を開発したことで知られています。
「アヘン剤」は、アヘンチンキという薬品があリ、アヘン末をエタノールに浸出させたものです。そしてそれは、アヘンのアルカロイドのほぼ全てを含み、その中にはモルヒネが高い濃度で含まれている為、アヘンチンキは歴史的に様々な病気の治療に使われました。主な用法は鎮痛と咳止めです。


 これまで錬金術の目的は、金を作る事が主流であったのを、パラケルススは、普遍医薬(不老不死の霊薬、または万能薬、賢者の石とも呼ばれる。)や医薬品を生成するべきと主張し、自身がアルカナと呼ぶ自然の事物の深奥に宿るエッセンスが普遍的医薬に導くと考えていました。
彼は、錬金術に関する第五精髄や秘薬の生成法か書かれた「アルキドクセン」という本を執筆しています。

パラケルススは放浪の医師として各国を巡り、自身の医療を推し進めながら数々の逸話を残しています。




 ※※ エリクサーの名前の語源
 
 アイザック・アシモフの『科学の歴史』1967年 第二章錬金術アラビア人達によれば、「乾いた粉」ギリシャ語の“xerion(乾いたの意)”がアラビア語に翻訳されて“a  iksir”となったと言われ、H・J・シュテーリヒの『西洋科学史』によれば、イスラム錬金術の祖ジャビル・イブン・ハイヤンが金属の四元素四性質(温・乾・湿・冷)を変性して作り出した一性質のみの元素をa  iksir としたと言います。このa  iksir を13世紀に翻訳した名前が
❲ Elixhr ❳であるとする、またラテン語のエリ(神)
クシール(杯)を表すとする説もあります。




 上記の内容のこれらを踏まえて、以下のビデオから本題に入っていきます。


《アドレナクロム  ADRENOCHROMEの狂気》


⚪「 Dark  Hollywood[Extra]:  MK  Ultra & Adrenochrome (Mini  Documenttary 2018) 」
   tezzmosisさん配信
    (2018/12/9公開)

 
 アドレナクロムは、血中のアドレナリンの酸化によって形成される化合物です。最も一般的には幼児の松果体から収穫されます。抽出が難しい為、結果として非常に独占的な製品となっています。

(※こちらのビデオでは幼児の松果体から収穫と言っていますがそれだけではありません。例えば、機能性低血糖症の人は、体内でエネルギーショックを和らげるためにアドレナリンを分泌して血糖レベルを正常値に引き上げようとするのですが、このアドレナリンが過剰分泌され、酸化したものがアドレナクロムになることでも知られています。因みに砂糖の過剰摂取は低血糖症になりやすいようです。)


 アドレナクロムはラスベガスの「Fear  and  Loathing」という映画の中で詳細に言及され、説明されています。
(ビデオの中で、この映画の一部の映像が流れますが、一口に言えば、キチガイ映像に見えます。)
Hunter  S.  Thompsonによって書かれた本に基づいて1998年にリリースされました。
元々1971年に出版されていたものです。

 古来より、血液は若さ、活力、そして不死性に繋がっています。
子供達の血、特に処女は命を与える性質を含んでいると信じられてきました。
古代の神話は血が生命のエリクサー(賢者の石・不老不死の液体)であると考えていました。

 素人の言葉で言えば、アドレナクロムはその性質上、人間の拷問や犠牲によって収穫される必要があります。物質自体は大きな強迫観念や危険の時に血流に放出されるアドレナリンに由来しているからです。

 エリートが永遠の若者の概念に捕らわれてきたのは、秘密ではありません。
申し立てられてきた儀式、そして彼等が持っている奇妙な集まりと共に、それらは最も一般的には悪魔と見なされてきました。

(ビデオの内容を補足すれば、エリート達がなぜ赤ん坊を殺し、幼児達を虐待し、その後その血肉を味わうのかは、アドレナクロムを赤ん坊や幼児達から抽出させてそれを自分達に得る為だということです。
エリクサー(不老不死)を得る為、
そして、それは同時に悪魔に捧げる生贄という意味も含まれています。
このアドレナクロムは摂取した者に麻薬のような恍惚感を与え、興奮させるようです。それもそのはず、実際アドレナクロムは、麻薬メスカリンの中の薬効成分と同じ物質だと言われているからです。
元被害者フィオナ・バーネットさんの話の中でも儀式により、赤ん坊の血をこぞって飲む彼等エリート達の様子が語られています。要するに、彼等は皆吸血麻薬中毒者なのです。)


 古代ではあらゆる形態の宗教が何らかの形で、野蛮で非人道的であり、場合によっては今日もそのままです。悪魔主義は、ベールを超えたはるかに深い悪のための単なるスケープゴートです。


 ほとんどの人が共通して持っているのは「若者の泉」への関心です。そうでなければ「中年の危機」という(心理学)用語は存在しないでしょう。
お金を多く持っていない人々さえ、自分の若さを維持するために、化粧品のクリーム、軟膏、及びスキンケアなどにお金を費やすのではないしょうか?
それならば、エリート達は純粋な高み、若さ、若い力の感覚を追うためなら大きな犠牲を払うことに躊躇などしません。



「paypal」の共同創設者で、億万長者の投資家である、**Peter  Thiel は、非人道的行為を正常化させることに公然と関心を示しています。
彼は、児童献血者の組織から、また若い血を輸血して必然的な死から逃れることを望んでいるエリートに血を売っています。


 **Peter  Thiel 
ピーター・アンドレアス・ティールは、アメリカの起業家・投資家。Paypalの創業者。シリコンバレーで大きな影響力を持つ。「ペイパルマフィア」の中では「ドン」と呼ばれている。
アメリカのリバタリアンであり、ドナルド・トランプの支持者。

 
 アドレナクロムは、MKウルトラのアイデアにも大きな役割を果たしています。1950年代〜1960年代に行われたいくつかの小規模研究によればアドレナクロムは、思考障害・幸福感などの精神病反応を引き起こしたと報告されています。
研究者Abraham  Hoffer  と  Hunphry  Osmondは、アドレナクロムは神経毒性、精神分裂性物質及び、統合失調症など他の精神疾患の原因になっているといいます。

(AbrahamとHumphry はメガ用量のビタミンCとナイアシンを統合失調症の患者に投与することによって、治療できると推測しました。この治療法は広く知られています。)

 悪魔崇拝のエリート達は、MKウルトラのマインドコントロール犠牲者を作成する際の重要な要素のいくつかについて、アドレナクロムの使用は、外傷、催眠術または拷問を必要とせずに完璧な精神状態を作り出す事が出来ると考えています。(つまり完璧な奴隷状態を作り出す。)


 ビデオの内容を補足する形で説明しましたが、賢者の石・エリクサーの思想から、その由来が古代からあったことと、それが悪魔崇拝と深く関わりがあること、現代のエリート達がなぜ子供達を誘拐し、性的虐待し、生贄の儀式を行い、その子供達の血肉を味わうのかがより理解されるのではないかと思います。
霊的な意味ももちろん深く関係しています。





 次にもう少し錬金術について、深堀りしていきたいと思います。