つづき

元サタニストの自叙伝 (29)
 タイフォンのトンネル②
 ブログ主さん2010/8/1公開


  外宇宙の恐れ多き主

 ここにおいて、サイエンスフィクションとファンタジーは混じり合いを始めるのである。時間と空間の他の次元に訪問するということの一つのゴールは、そこを支配する存在と接触をするということであった。というのは、私達の宇宙の至高な存在(神とルシファー)は、他の宇宙の「至高の存在」よりも劣っているということである。これは、私が思うのにどの存在がルシファーよりもより力強いのかというジレンマを解決してくれるものになるだろう。
私のメンター達は、これらの他の宇宙には、私達の神やサタンがまだおむつを履いていた時、かなり歳を経ていた存在がいたということを主張していたのだった。これらはいわゆる、外宇宙、宇宙を超えた所にある宇宙の「恐れ多い主」のことである。
(略)
 これは後に、アレイスター・クロウリーの継承者の一人で、O.T.O.結社の外部団長であるケネス・グラントによって支持されている。グラントは、クロウリーの宗教は古代カルト、スターシリウス(例えばエジプトの悪魔の神セト)の復刻版だと示している。
シリウスのユニークな特徴は、それがニ対の星であるところであり、シリウスAは明るく耀く赤い星であり、人は大犬座の中にそれを見る。シリウスBは暗い星で、現代の電波望遠鏡でしか見ることが出来ないものである。
このように、シリウスAはクロウリーのシステムの中では良い神、ヘルパールクラット(Heru-Paar-Kraat)を表している。シリウスBは交戦的なラーフールークイト(Ra-Hoor-Khuit)を表している。だがこのこと以前に、シリウスBは霊的なブラックホールの一種であり、それ故他の次元(特に誉れ高いユニバースBのような)への一番の扉であるのだ。クロウリーの神は恐らく私達の宇宙の外にいるのである。それらはトランシュゴッティアン(Trausyuggothianオカルト用語で冥王星を表す、ユグゴスを越える所から来るもの)であり、オカルティストであり、作家のH.P.ラヴクラフトによって使われる用語である。
私達の宇宙は、冥王星の軌道に止まらないが、これらの儀式を執り行う太陽と月の魔術者はその惑星を越えると、太陽が影響を及ぼす魔術的なパワーは衰え、天上の神々(例えばイエス、サタン等)の力も著しく衰え始めると信じている。宇宙の全く新しい種類と、魔術的な領域が取って替わるのだ。私のゴールは、トランシュゴッティアンの宇宙を渡っていき、これら恐れ多い主、またはいわゆる「偉大なる歳をとったお方」と接触することであった。
(略)


 (30)(31)
タイフォンのトンネル ③~④はカットします。



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 イルミナティのプロパガンダのUFOや宇宙人説には、シリウス星人AとBがあり、宇宙人Aは地球人にとって良い宇宙人であり、Bは悪い宇宙人という話があります。これは昔から政府は宇宙人達を既に地球に受け入れており、普段は人間の姿に変身して紛れているというSF映画さながらの、宇宙人説を信じる人達にはよく言われている説です。他にもアンドロメダ星は地球よりも遥かに進化した星で、この銀河系でアンドロメダ星人は地球を監督し見守る立場であるとか、他に有名な人食いのレプテリアン人種の話や、トールホワイトは美しいが、しかし冷淡な性格であるとか、既に良い宇宙人達の中には、アメリカやロシアなどの政府関係者に入って共に働いているとか、様々な宇宙人説があります。
現に、政府関係者(例えば元アメリカ大統領の孫娘)が直に「様々な種類の宇宙人が政府やNASAに居て働いている!」と暴露していたり、(自称サイキックで宇宙人の血が入っているという現役の議員などが)インタビューに出ていたりしています。どれもとても手がこんだ嘘話ですが、
もちろん宇宙人は存在していないので全てが、イルミナティの、人類を真実の神から遠ざけるための大嘘です。(半分は彼等のおふざけの遊びのようです。)
 
 この「タイフォンのトンネル」を読んで、宇宙人説のルーツと共通するところがあり、宇宙人説がイルミナティから発信された証拠にもなると思います。宇宙人やUFO関係を探っていくと、結果はニューエイジとコラボ(次元、宇宙と神に繋げる)されていたりします。
しかも、彼等が宇宙人に付ける名称もコブラだったり、しかもそのコブラは良い宇宙人戦士のキャラなのです。(イルミがふざけているとしか思えない。)

 余談ですが、今話した宇宙人のコブラのインタビュー記事を載せたりしている「アセンション・ラボラトリー」という名前で、次元の高い宇宙人とチャネリングした番組?ではないけど海外サイトで、日本語バージョンもあります。
とにかく覗いてみたら、イエスやミカエルの天使もジャンジャン出てきてます。もちろん、これは単なる悪霊とのチャネリングですが、チャネラーは次元の高い宇宙人や天使達と本当に会話していると信じこんでいます。いわゆるアブナイサイトですね。そして更に奇異なのは、このサイトに出てくる天使達が「集団瞑想」をしきりに読者に呼びかけている点です。
日時、時間を繰り返し指定して、そして後に「○○○人集まった!素晴らしい!」とか言っています。
という事で、むしろ非常に邪悪なサイトと言わざるおえませんが、何も知らないちょっとそちらの世界に興味のある人々が立寄ったなら、変だけれどけして悪いサイトには思えないことでしょう。とてもファンタジーに?フレンドリーに作られています。

 あと笑ってしまうのですが、このサイトには、あのバシャール(インチキ宇宙人チャネラー)も、ベンジャミン・フルフォード(嘘陰謀論家)も出てきます。あの、エハン・デラヴィ(意識研究家・エハン塾)の妻、愛知ソニアも出てきます。まさに総動員といったところです。
愛知ソニアは宇宙人チャネラーなので当然ですかね。
ついで言えば、この夫婦はニューエイジ思考を広めています。エハン氏の著書には「太陽の暗号…あなたが地球に生まれたわけ」があり、妻の愛知ソニアは女神文化や、シューマニズムを研究し、翻訳本として「光の家族」「インディゴ・チルドレン」があります。これがどういう意味かはお分かりですね。