子供に勉強を教えるには | 知識を武器に不況を乗り切る仕事術

子供に勉強を教えるには

私は仕事で障害者の介護をしています。


大人の方だけではなく、小学生や中学生も大勢来ているんですが、夏休みや冬休みには学校の宿題を持ってくる子も多いんですね。


で、先日、冬休み中のことですが、チラシの裏に漢字を書いている小学生がいました。


スタッフに宿題を見てもらったのですが、漢字がうまく書けなかったので一人で勉強しているようです。 


「なんていう字を書いてるの?」
と聞くと、
「分からない」
との返答。


これではいくら書いても覚えられません。

文字は言葉を表すものですから、読み方とセットでないと記憶として定着しません。


さらに悪いことに、同じ漢字をひたすら紙の上から下まで書かされているので、本人にとっては苦痛で仕方ありません。

とても覚えられる状況ではありませんでした。


そこで私は彼にちょっとしたアドバイスをしました。


するととたんにやる気が出てきて、しかもすごい勢いで今まで何回やっても覚えられなかった漢字を覚えていきます。


ひととおりやり終えると彼の口から「もっと教えて欲しい」との言葉が。


一日中勉強だけしているわけにもいきませんから、その日は3回くらいに分けて漢字の勉強をしました。


その子は軽い知的障害のある子なんですが、午前中覚えた漢字を夕方まできちんと覚えていることがでたんです。



私が彼にどんなアドバイスをしたか。

これは障害がなくても、大人に対しても効果のある方法です。



詳しくは次回。