偶然は必然である
ある人のことを考えていたら、街でばったり出会った、なんてことないでしょうか。
二人が同時に同じ場所にいたことは偶然ですが、しかし相手に気づくことは必然です。
もしかしたら今までにもすれ違っていたことがあったかもしれないけれど、相手がいることに気づかなければ、結果的にはいなかったのと同じことです。
意識することではじめて偶然は起こる、意識しなければすべての物事は起こっていないのと同じである、と言えますね。
人は、あることを意識していると、無意識に探してしまうそうです。
お腹がいっぱいの時には手が届くところに食べ物があってもテレビを見てしまいますが、お腹がすいてるときにはテレビが点いてても冷蔵庫を開けちゃいますよね。
偶然起こった出来事を積極的に活かしていくことを偶有性といいますが、そもそも意識していないと偶然も起こらないんです。
人に会いたければ、目を開けていなければなりません。
情報の世界ではなおさらです。
求めよ、さらば与えられん、ということです。