休みの日には宿題を出す
オンとオフの切り替え、なんて言葉があります。
休みの日には仕事のことを忘れて日ごろの疲れをとり、頭の中もリフレッシュしましょう、
というのがオンとオフを切り替える、ということですね。
ここでリフレッシュされるのは、顕在意識のほうです。
潜在意識は疲れませんから、リフレッシュさせる必要はありません。
寝ている間も絶え間なく働いてます。
せっかくですから、働き者の潜在意識クンには休みの日にも働いてもらいましょう。
宿題を出すんです。
休みの前の日の晩に、
今抱えている仕事のこと、
いきづまっていること、
来週の予定などを考えます。
次にそれらがうまくいっているところを想像します。
周りの人と一緒に喜んでいるとか、
上司からほめられたとか、
お客さんから感謝されているとか、
思わず一人でニヤニヤするくらいリアルに想像します。
そしたらそのまま寝てしまいましょう。
潜在意識クンは寝ている間も、朝になって起きている間も、うまく行った状態になるために、解決策を考え続けてくれています。
頭の中で考えたことでも、それがリアルに感じられれば、潜在意識は現実に起こったことだと解釈してしまいます。
想像したとおりにならないと、片方(想像)で成功し、もう片方(現実)で失敗したという、矛盾した状態になってしまうので、矛盾が起こらないように意識を総動員して、今までの経験の中から必要な知識と行動を準備してくれます。
仕事が始まってオンに切り替えたとたん、潜在意識クンが考えてくれていた案が浮かび上がってきますから、しっかり意識で捕まえてください。