美しさと正確さは比例する
人の美しさと性格が比例するかどうか、というのは意見の分かれるところですが、仕事のうえでは仕上がりの美しさと正確さは概ね比例します。
仕上がりが美しいということは、細部まで気をくばっており、点検や見直しを行なっているということです。
それにたいして、見た目が美しくないということは、仕事が雑で、深く考えていない可能性があります。
また、仕上がりが雑だと、本人もきちんと理解していないし、間違っていてもそれに気づかない、間違いを発見できない、ということがあります。
本人が理解していないことを、他の人にきちんと伝えることはできません。
雑な仕事は相手のことを考えていない仕事です。
相手のことを思えば、すぐに理解できるかどうか、ということも考えなければなりません。
相手がすぐに理解できるように仕上げれば、相手の時間も短縮することができます。
このように相手を気遣うことができる人であれば、フォローもしっかりしている、という評価を得ることができます。
エクセルで作った表を参考に載せておきます。
こちらは、罫線の太さを2種類に変えただけです。
たったこれだけでも店舗ごとの比較が楽になります。
罫線の太さは変えてありますが、コピーした際に書式が乱れてしまっています。
雑で、本当なら人に見せられる状態ではありません。
罫線の種類を変えただけで、数字は同じです。
上の表はただの数字の塊に見えてしまいますが、下の表だと数字が生きているかのように見えます。
数字に意味を感じることができるんですね。
エクセルの表に関しては、他の人が作った表を参考に、どういう手順で作られているかを考えながら作ってみると早く上達します。
他の業務でも、できる人というのは必ずどこかにひと工夫もふた工夫もしていますので、その人になりきって考えてみることをお勧めします。