完了の見切りをつける基準
仕事には100%完成というものはありません。
60%で完了させるのか、80%で完了させるのか、仕事の内容や重要度によって違うでしょうが、どこかで見切りをつける必要があります。
では、見切りをどこでつけたらいいのでしょうか。
一つの基準は、あなたの仕事が次にどうなるのかを考えることです。
あなたが次の人の立場だったら、どういう状態で渡されたら満足するか考えてみましょう。
上司への報告や会議での提案なら、どこまで詳しくすれば相手が理解できるのか、お客さんなら、どんな製品やサービスなら金額に見合う価値があると思うか。
満足度、理解度は人によって違いますが、一人ひとり聞いて回るわけにもいきません。
そこであなたの基準を最もスタンダードな基準として設定することで、余分にかかっていた時間を減らすことができます。
そして、相手が満足しない場合に限って、もう少し付け加えればいいのです。