知的生産力を上げるために読書する
前回、知的生産力を上げるのに学力や学歴は関係ないと書きました。
知的生産力に必要なのは、的確なアウトプットと、アウトプットを支える材料をインプットする、これだけです。
インプットの方法はいろいろあります。
直接会える人の場合は、その人の仕事を見て覚える、まねる、話を聞く。
直接会えない人の場合は、その人の書いた本を読む、テレビに出ているのならそのテレビを見る、などがあります。
アウトプットでは、例えば先輩がどんな方法で仕事をしているのか、見たりまねたりしながら自分なりの方法を作り上げていくことになると思います。
ただし、この方法だと他の人と同じレベルにはなれても、他の人よりも抜きんでる、というのは難しいと思います。
他の人よりも高い価値を生産するためには、より上位の概念を獲得する必要があります。
他の会社の仕事の方法、別の業界の仕事の方法などを理解して、自分だけのオリジナルを作らなければなりません。
そしてこれらほかの会社や別の業界の仕事を知る一番手っ取り早い方法が、読書です。
様々な分野の知識や手法が披露され、体系的にまとまっていますので、仕事の教科書としては読書が最適だと思います。