子供の頭を良くする育て方
大人は子供と比べると経験が豊富で、その経験をもとに「常識」というものを形成してしまいます。
しかし子供には常識というものがありませんから、身の回りの出来事について、
「○○が××なのはあたりまえ」
という先入観がありません。
身の回りには不思議がいっぱいあり、疑問だらけです。
子供の頭を良くするには、疑問がいっぱいあって、その答えを知りたいという子供の習性を利用します。
子供が大人に何かを聞いてきたら、小さいうちはきちんと答えてあげましょう。
分からなければ「分からないけど、どうしてだろうね」「これはなんだろうね」と答えてあげます。
小学校に入るあたりから「どうしてだろう、考えてごらん」と言って、自分で考えさせます。
ヒントをあたえたり、途中まで一緒に考えたりして、考えるクセをつけさせます。
逆に、「そんなことオレが知るわけねぇ」などと突き放してしまうと、人間には考えてもムダなことがある考えるのをやめてしまおう、という気持ちを持ってしまいます。
人間は疑問が解けると、たとえその答えが間違っていてもうれしく感じますので、小さいうちから自分で考えてわかる嬉しさを身につけさせます。
すると、大きくなっても自分で解決策を探すことが当たり前になります。
人間の頭を良くするには、自分で考えるというのが最短で最高の方法です。