子供に勉強させるには | 知識を武器に不況を乗り切る仕事術

子供に勉強させるには

子供が自発的に勉強するようになるにはどうすればいいでしょうか。


行きたい学校や就きたい職業があって、そのために勉強が必要だと分かっていればいいのですが、そんなのはごく少数でしょう。


ほとんどの子供は学校があるからという理由で、目的もなく勉強しているだけではないでしょうか。


これでは自発的に勉強する気にはなれません。



「勉強しなさい」と口で言うだけでは、心の底から勉強したいという気持ちにはなれません。


口ではなく、態度で示してあげることも大切です。



晩ご飯の後、お母さんが本を読んでいます。

料理の本でもいいし、小説でもいいし、仕事に関係する本でもいいです。


それが楽しそうに見えたら、子供は勉強って楽しいんだ、と思うでしょう。



お父さんが仕事から帰ってきてカバンの中から本を出し、楽しそうに読んでいます。

読み終わった後、どんなことが書いてあったか、今まで知らなかったけれど、こういうことだったのか、と子供に話します。



これとは逆に、お母さんはずっとテレビを見ていたり、子供そっちのけでゲームに興じ、お父さんは仕事のグチや会社の人の悪口ばかり言っている。


こんな環境では子供は大人になりたくないと思ってしまいます。

そして、大人になるために必要な勉強をしなくなってしまいます。



たくさん勉強して大人になると、毎日こんなに楽しいことが待っているんだと想像できれば、子供は進んで勉強を始めます。