勉強とは何か | 知識を武器に不況を乗り切る仕事術

勉強とは何か

学校の勉強は何のためにするのかというと、質の良い労働者になるためです。


文字が読め、計算ができ、感性豊かになることで、合理的、論理的な考え方が身について生産性が上がるからです。


では学校を卒業した後は何のために勉強するのでしょうか。


生産性をさらに上げることも目的の一つですが、私は、自分が生きている社会をより良くするためではないかと思います。


人が生きていられる時間は有限です。

勉強とは、この有限の時間内に、子供たちやその子孫のためにどれだけのことができるか考えて行動するための指針となるもの、社会を進歩させる方法を実践するために、するものではないかと思います。



休日に遊びに行くことを考えてみましょう。

ほとんどの人はあらかじめどこへ行くか、そこまでどれくらい時間がかかるか、逆算して何時に家を出るか、どの交通手段を使ってどのルートをたどるか、何時に切り上げて家に帰るか、途中どこかによるかどうか、予算はいくらかかるか、というようなことを決めると思います。


予定を立てずに行き当たりばったりも、それはそれでハプニングが楽しめますが、毎回ハプニング続きでは疲れますし、もう行きたくなくなるかもしれません。


このように、遊びでもあらかじめ決めておくには情報が必要です。

この“情報”を普段の生活に置き換えると「知識」ということになります。



知識をうまく使えば生活が楽になりますし、ハプニングもサプライズになって楽しめます。



もちろんお金を稼ぐために知識を使うことはとてもいいことだと思います。

お金を稼ぐことは立派な社会活動です。



たくさん稼ぎたければたくさん勉強しなければなりませんが。