息子は4月から幼稚園に入りました。
年少さんです。
早生まれなので、発達面でついていけるかかなり心配ではあったんですが、なんとかやっているようです。
4月生まれの子と比べたらそりゃ大きな差があると思いますが、本人がまぁまぁ楽しく過ごしているようで、良しとします。
とは言え、4月はかなり大変でした。
朝はなかなか布団から出てこず、泣いて泣いて泣き叫んで、制服も着ず、私服のまま、靴も靴下もはかず裸足のままで幼稚園バスに放り込むような日々でした。
幼稚園でも泣きっぱなし。
私は心折れそうになり、幼稚園はまだ早かったか…いったん退園して、2年保育にしたほうが良い?と本気で考えました。
でも5月の連休明けにものすごく早起きする日があって(朝4時台)、その日、幼稚園バスが来る時間までめいっぱい家で遊んだんです。
そうしたら、自分から「バスが来る時間だ」となり、驚くほどスムーズに自らの足でバスに乗って行きました。
その日からかなり早く起きるようになったんですが、
あーいっぱい遊んだ!
次は幼稚園の時間!
ていう感じで、その日から一度も幼稚園行かないと言わず、にこにこで幼稚園バスに乗るようになりました。
幼稚園の前に満足するくらいめいっぱい家で遊ぶのが息子には合っていたというか、必要だったみたいです。
朝早く起きる習慣をつけたのも良かったですがもう一つ重要な要素、先生たちが本当によく頑張ってくださっているということ。
スムーズに幼稚園に行くようになる少し前に息子がつぶやいていたんです。
「せんせいは、◯◯(自分の名前)のことがだいすきなんだって。◯◯も、せんせいのことがすきなの。」と。
今まで親以外、祖父母のことですら好きと言ったことがない息子が、初めて他人を好きだと言ってびっくりしました。
そして、先生がそうやって根気強く声をかけてくれることをとてもとても嬉しく、心強く感じました。
まだかなり若い先生で保護者慣れしていないような感じで、担任も初めてということで少し心配な面があったけど、もうそれだけでその気持ちは信頼に変わりました。
20人近くの3〜4歳児を一人で見るって、大変だよなぁ…うちの子にばかり手をかけられるはずはないから、長い目でみていかないとなぁ…とか色々思っていましたが、先生も声をかけてくれているし、息子も先生を信頼して、みんなの真似をしつつできることをがんばっている。
ズボンも靴も靴下も自分ではけるようになったし、参観日ではちゃんとお友だちと列に並んで歩いたり、先生に呼ばれればママバイバイ、あとでねって集合して、ちゃんと集団行動してる。
もう十分すぎるくらい十分。
自分の意思で親から離れてひとりで幼稚園バスに乗る3歳児の後ろ姿なんて、頼もしい以外の何者でもないです。
で、そんなこんなでもうすぐ夏休みなんです。
息子が幼稚園生活を楽しく謳歌してくれていた分私も自分のひとり時間を満喫していたので、夏休みが恐ろしいです。
旦那には、いつから働くのがしょっちゅう圧をかけられています。