私は、

昭和40年代のパラリンピック選手です。

 

弓矢の選手でした。

 

弓矢を、アーチェリーということは、

 

パラリンピック会場で、

 

初めて知りました。

 

時代は、石炭から

石油という

エネルギー転換の時期。

 

 

私は、17才で、

炭鉱で働いていました。

 

石油のせいで、

 

炭鉱が、どんどん

 

閉山していました。

 

炭鉱では、

 

アルコール依存症の人も、

 

働いていました。

 

あるとき、

 

 

トロッコを、14人がかりで、

 

押しているとき、

 

アクシデントがあり、

 

他の13人が、手を離して、

 

先頭にいた、

 

私は、トロッコの下敷きになって、

 

 

背骨から、身体が

 

半分に折れて、

 

下半身不随になりました。

 

 

でも、

 

私は、アルコール依存症の人も、

 

他の人も、

 

恨んでいません。

 

アルコール依存症の人も、

 

炭鉱夫も、

 

私も、

 

石炭から石油へという、

 

時代の転換の

 

産んだ、

 

あだ花と、

 

わたしは、解釈していますから