そのきっかけは先日、県のスポーツ優秀選手賞表彰式で恥ずかしながら障害者スポーツ優秀選手賞を頂きました😅
大変場違いな場所でしたが式のあとの講演会で東京オリンピック女子5000m代表内定の田中希実選手の講演を聞けるという大変貴重な体験ができました。テーマは「これまでの軌跡 そして東京オリンピックに向けて」。彼女が走り始めたきっかけから成功や失敗、そして現在の気持ちなど...
私は最初正直オリンピック前に競技以外にこのような講演をするのは彼女にとって精神的に負担になるのではないかとすごく心配してました。
彼女は去年1500m,3000mの日本新記録など素晴らしい活躍でした。しかし彼女はこの4月で大学4回生で普通なら就活の時期です。それが県知事や他の選手関係者の前で講演をするのをドキドキしながら聞いていました。しかし彼女は自分自身の今までを振り返りすごく誠実でまるで鼓動の音がそばで聞こえるような講演に感銘を受けました。
その中で彼女は「ライスワーク」という言葉で自分が走り始めたきっかけを語っていました。「ライスワーク」とは彼女が子供のころ読んだ有森裕子さんの言葉で読書の好きな彼女は小学校から本を読みたいがため走って下校してたのが彼女の日常だったと語ってました。
田中選手とは面識はありませんが昔、隣になったことがあります。それは2013年の西脇子午線マラソンにわたしが初めてロードレースを走ったあと、女子中学生の部の表彰式がやっていたので見ていました。その後参加賞の中に豚汁の券があったので列に並んでました。しばらくして後ろを振り返るとさっき表彰式で1位の表彰台の上に立っていた小柄な女の子が友達と並んでました。それが中学2年生の彼女でした。私は話すことはなかったのですが陸上関係者のかたが彼女と雑談してました。
田中選手は中学生時代から兵庫のチャンピオンランナーでした。しかし兵庫県は中学のチャンピオン級のランナーが多数います。現在では競技生活を終えた選手も少なくありません。その中でいろいろな経験のなかでオリンピック出場を掴み、今日の金栗記念でも素晴らしい走りでした。不安な気持ちもあるでしょうが大きなものと立ち向かって本番を臨もうとしている彼女の走りに講演にとても心を打たれました。そしてこうして走り続けていたらまたいつか彼女とお会いすることもあるかもしれません。