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過日、都内某所で開催された天野健志さん主催によるマーケティング講座に参加してきました☺️


佐賀県出身の天野さんは、上京後様々な仕事に就かれた後、現在、その経験を生かしてコピーライティングを重視したマーケティング論を展開しています。


今回の講座では、

1  潜在顧客の掘り起こし

  ➡️  鉱脈ではないところをいくら堀り続けても意味がない。

2  ターゲットへのアプローチ

  ➡️  対象に応じた「刺さる」言葉の使い分け。

  ➡️  具体的にはどのような?

3  ホームページ等の有用性

  ➡️  きちんときれいにまとまったホームページは意外と読まれない。

  ➡️  どのような構成にすればいいのか?

など、具体的なお話を聞くことができました。


詳細につきましては守秘義務がありますので記すことができませんが、「なるほど!」と思わせるところもあれば「それはいかがか?」と感じさせるところもあり、いずれにしてもいろいろと考えさせられる講義でした。

わたしは「講師の数だけメソッドがある」と思っていますので、さまざまな講師のさまざまな話を聞くのが好きです。


さて、今回の講座はプライベートな集まりから発生したインナーサークルで行われたものです。

ゆえに講座料はお茶代程度という破格の料金でした。

リッツカールトンのケーキセットくらいかな☺️


これについて参加者のひとりが「普通に講座を受ける場合の料金」について天野さんに尋ねたところ、

「相応の料金をいただいております」と穏やかな笑みが。

「相応の料金とは具体的には……」と重ねて問いかけると……30万円、50万円とのこと。


この参加者の方は料金を聞いて「高い」と感じられたようで、「けっこうするものですね……」と思案気に口にされました。

確かに6か月程度のビジネス講座に30万円、50万円を支払うことに対する躊躇や気後れはありますよね。


場はここからビジネス講座の料金設定の話になったのですが、どの程度の料金が適切であるかは正解がなく、それに納得するかどうかは受講者が決めることであるという結論に至りました。

わたしが師事するカウンセラーAさんは、100万円級の講座をバンバン受講しています。

小心者のわたしは「オトコだなぁ~」といつも感心至極です。


さて、講座とその料金設定という話の流れから、わたしが資格取得専門学校で講師をしていた経験をお話することになり、「同校の講師の料金は概ね20万円台から30万円程度であったと記憶している」ことを述べました。

わたしが所属していた公務員講座は簿記や語学等の資格取得系に比べて受講料が高く、6か月で30万円くらいであったと思います。

しかし、受験する試験(当時の試験区分でいう国Ⅰ、国Ⅱ、地方上級など)別の個別特訓や、○○対策(法律系、経済系の専門科目)はそれぞれ数万円のオプションになりますので、実際には50万円弱の受講料がかかったと思います。


これを高いとするか妥当とするかはそれぞれの方の考え方次第です。

確かに30万円、50万円という受講料は安くはありません。

しかし、公務員試験制度に精通し、試験ごとの出題傾向を分析し、問題ごとのポイントについて解説を受け、何年(講師によっては何十年)も教壇に立っている講師の授業が受けられるのです。

独学では気がつかない、陥りやすいワナを避けながら、効率的な学習方法で試験まで導いてくれるのです。


これに価値を見いだし、公務員試験合格という結果を得るために30万円、50万円を支出することは、むしろ安いのではないか?  こんな趣旨のことをお話しました。


ビジネス講座や各種セミナーも同じく、何に価値を置き、それをどう生かすのかが明確であれば、そもそも「高い安い」ではなく、自分にとって「必要か不必要か」で判断することでしょう。


こんな感じでお話をまとめた次第です。

講師の天野さんと。