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わたしのブログでは珍しく結論から申し上げます。
ホテル1899東京! 訪れるべきホテルの一つです!!
過日、21時まで千代田区丸の内にて所用があったことから、新橋のホテルに宿泊しました。
21時に丸の内滞在なら自宅(埼玉県)に帰宅するところですが、翌朝8時の新幹線で関西に向かう予定があったことから宿泊することにしました。
丸の内での宿泊ですと丸ノ内ホテル、東京ステーションホテル、帝国ホテル……と名が挙がるところですが、そんな高級ホテルはお財布に厳しい💦💦
で、選んだのが、
港区新橋の「ホテル1899東京」です☺️
「お茶と共に過ごすゆるやかな時間」をコンセプトとするクリーンでやさしい空気のこのホテル。
エントランスに足を踏み入れると、品のある香りにふわりと包みこまれます。
都心の喧騒を一瞬で忘れさせる素敵な演出だと思います。
視線を落とすとさりげなく置かれた香炉。
白い床に蒲公英色の香炉が季節を感じさせ、スタッフの趣味の良さを伺わせます。
フロントで荷物を預け、一階のCHAYA 1899 TOKYOで鯛茶漬けをいただきましたが、これが素晴らしい!
と昼間から日本酒(ホテルオリジナル)をいただきました。
昆布〆にした鯛の滋味を感じる淡白な薄味です。
薄味と言うよりも淡い滋味のみのお味。しっかりとした味つけが好みの方は「味がしない」と感じるほどでしょう。
さて、所用を済ませた21時半過ぎ、ホテルに戻り人もまばらなロビーを訪れると、フロントの女性から「お茶はいかがですか?」と声を掛けられました。
その場で点てていただけるお抹茶(薄茶)か煎茶が選べるそうです。
せっかくなのでお抹茶をいただくことにし、ロビーの一隅に設けられた書棚から『京の坪庭』なる写真集をお借りし目を落とします。
この書棚に収められた本のセレクト。これがまた品がよろしくて。
写真集を眺めながらいただくお抹茶に心身が癒されます。
お抹茶には和三盆の干菓子つき。
器が空になりしばらくすると、「おかわりはいかがですか?」と。
その声掛けがさりげなく、絶妙で……。
まだ著名になる前、留学生であった若きドナルド・キーン氏がある夜龍安寺を訪れ、月明かりの下静かに庭を眺めていると……、いつの間にか氏の傍らにお茶が置かれていたそうです。
氏は「こんな心配りができるのは日本人だけだ。わたしは日本のことが大好きになった」と回想する話を思い出しました。
注:昔はお寺の門は終日開かれていて、拝観料などというものも無かったのです。
ホテルの語源はホスピタル(ホスピタリティ)からきているとされていますが、わたしはホテル1899東京に深いホスピタリティを感じました。
これで宿泊料金は6,750円! 安過ぎです!!
お茶屋さんで同じようにお抹茶をいただいたら、一服800~1,200円はします。
お抹茶の丁寧な説明まで受けて無料(サービス)だなんて😮
ホテルのホスピタリティとカウンセラー/コーチのクオリティを同列には語れませんが、ゲスト(クライアント)に寄り添い、その意を汲み、一歩先を照らし続けるサービスに感心しきりの和龍でした。
大切なことなので最後にもう一度🙂
ホテル1899東京! 訪れるべきホテルの一つです!!