本日もわたしのブログをご訪問いただきありがとうございます。


過日、タイトルのとおり『お金のセミナー』なる小講義を受けてまいりました。
わたしが師事するカウンセラーAさんに「和龍さん必聴のセミナーです。わたしも受けますんで行きましょう!」と誘われたのです。 

ここでセミナーの内容について詳細に触れることはできませんが、わたしが印象に残ったお話をいくつか記させていただきます。

1  お金持ちはお金が好き
講師のIさんは総合商社を中途退職され、現在はご自身の会社の代表取締役を務められています。
自身も資産をお持ちの方ですが、同時に富裕な方々と広くお付き合いのある方です。
Iさん曰く、「富裕層の富裕層たるゆえん。それは臆面もなく『お金が好き!』と言えること」なのですと( ・ω・)ノ
その意として、お金とのお付き合いは人とのお付き合いと同じ
お金もご縁や引き寄せがあり、相思相愛であることが必要なのに、多くの人はお金に対して口にしづらい、話題にすべきでない、中には不浄なものとして拒否感を持つ人すらいる。
これではお金から愛されないですよ、と。
お金を愛する第一歩として一万円札と対面し、じっと眺め、会話することから始めましょう。
お金さんに何か聞きたいことはありませんか?  話したいことはありませんか?
10分も会話していると意外と秘めた思いが発露したり気づくことがありますよ☺️

これについて、わたしは「なるほどなぁ」と思った次第です。
以前わたしのブログで「愛されようと思ったらまず愛することだ」という趣旨の事を記しましたが、お金についてもまさしくそのとおりだと思いました。
よし言うぞ!
「わたしはお金が大好きだー!!

2  S.ジョブス氏の「connect the dots」
ジョブス氏がスタンフォード大学の卒業式辞で語った「You can't connect the dots looking forward……」(先を見通して点を繋ぐことはできない……)で始まる一節が取り上げられました。
各人の中には、知識や経験や思いがdot(点)として存在するが、その一つひとつのdotが新たに得た知識や経験などによって繋がり、新たなアイデアとして世に創出される。
だから常に知識を求め、アップデートし、様々な経験をして見識を拡げ、dotを増補しておかなければならない。
そうしたdotを多く持つ人ほどチャンスに恵まれるが、何もしなければdotは繋がらない
ジョブス氏とIさんの言わんとすることを下敷きとして、わたしの考えを乗せてみました。
基底となるジョブス氏の卒業式辞についてはネット上に流布されていますのでご参照くださいm(__)m

これまた「なるほどなぁ」と思いました。
わたしが主宰するInspire Counseling&Consultingですが、まさしくInspireを大切にしています。
今後も磨き上げたdotを多く持ち、世のお役に立てるようなInspireを創出していくのだと気持ちを新たにいたしました。

3  風の時代
西洋占星術によれば、惑星の配列から250年振りのパラダイムシフトが起こっているそうです。
長らく続いた「土の時代」から「風の時代」へのエレメントシフトの中にあり、具体的には「持つ」ことから「知る」ことへの流動の中にあるそうです。
「土の時代」から「風の時代」論については、スピリチュアル系の方々にとっては何を今さらでしょうが……。
わたしは非スピ系のため、意識的にこの手の話題から遠ざかっていました。

直接目にすることができず、形がなく、捉えることが難しく、気まぐれな風とどうアジャストしていくのか。
その一つの答えが、持たない自由、一つに縛られない自由なのではないかとIさんは仰います。
すでに具体的な変化として、大企業での永年勤続や居住・通勤・定時間労働という概念が崩れ、副業の奨励(収入の複線化)やテレワーク、サテライトオフィス、真の成果主義(労働時間と成果は比例しない。報酬も然りでクリエイティブやイノベーティブなものに対価が支払われる)などが一般的になりつつある。
国や地域や会社という枠、上司・部下といった上下関係に囚われない自由な身の処し方により、飛躍する人と安価な賃金労働に囚われる人に分かれるだろうと予想します。
これは経済学的な面からも首肯されるものです。中間所得層の融解はイギリス→アメリカ→日本と経済大国と呼ばれる国はすべからく辿っている道です(韓国、中国、インドもこの道を辿りつつありますね)。
なぜ中間所得層が融解するのかといいますと、資本主義経済下においては民間資本の蓄積が進むと、その資本の効率的運用が求められるようになり……とお話を進めたいところですが長くなるので割愛しますm(__)m

今回のセミナーは「お金を愛そう」という抽象的・スピリチュアル的なものから、具体的な経済事象を踏まえた論説まで、非常に楽しめる内容でした。
このブログではエッセンスしかお伝えできませんが、ご興味を持たれましたらコンタクトをいただければ嬉しいです🙂