本日もわたしのブログをご訪問いただきありがとうございます。
初めましての方はこちら
前回のブログで、
「自分が理想とする未来を拓き、それを実現する、継続する」ためには、
「『いいな』、『面白そうだな』、『やりたいな』と思ったことはやってみる」ことだと申し上げました。
これを読まれたブログ読者の方から、
「でもね和龍さん。このコロナ禍の中で行動が制限され、人によっては失業したりお給料が減ったり。逆にコロナ禍対応のために多忙を極める人がいたり……。和龍さんは現状に対して危機感が薄くないでしょうか?」とのお言葉をいただきました。
これについて和龍なりの見解をお示しします。
現下のコロナ禍を早期に沈静化するためには、この地球上に在るすべての人々の自制ある行動が必要であります。
なんか政府の会見シーンみたいだな💧
その中で、今現在の状況への対応を取りつつも、このコロナ禍を克服した後という未来は確実にある訳です。
その未来に在る自分の姿を想像したうえで、今の行動を考えることが肝要だとわたしは考えます。
どんな時でも思考の時間は未来から現在へと流れています。
その未来に在る自分は活き活きと働き、笑顔でプライベートを楽しみ、人や社会や環境に優しく有益な人生を営んでいるでしょうか?
あなたは今、未来の自分に向かって「おーい!ずいぶん楽しそうじゃないか!」と言う姿が想像できますか?
数年後の未来、過去の自分に向かって「あの時は◯◯してくれてありがとな! おかげで今の自分があるんだ!!」と言えるような行動をとっていますか?
第二次大戦中のポーランド、アウシュヴィッツ収容所。
ナチス・ドイツによってこの施設に送り込まれたユダヤ人の多くが犠牲となりました。
しかし、生還を果たした人も多くありました。
『夜と霧』の著書であるヴィクトール・フランクルは、「アウシュヴィッツで生き残ることができたのは健頑な体を持った人ではない、夢や希望を捨てなかった人だ」と述べています。
ある生存者は収容所生活の中でこんなことを語っていたそうです。
「わたしはここへ来る前パン屋だった。ここを出たらまた大通りにお店を構え、わたしが焼くパンの香りを町に漂わせるんだ。みんなに美味しいパンを食べてもらうんだ」
明日をも知れない収容所生活の中で、ここを出たら再びパン屋をやるんだと語るパン屋のオヤジ。
なんというポジティブ志向なのでしょうか!
自分の未来、自分が社会の中で活き活きと活動している姿を思い浮かべることはメンタリティを強くします。
そして、その姿に向かって未来創造が働いていきます。
ポジティブなメンタリティは心拍や血圧を整え、自律神経系の亢進を癒す効果があることが確認されています。
また、免疫力を高め、疾病の緩癒に作用していることも確認されています。
「病は気から」という言葉は迷信ではなく、科学的なエビデンスがなされています。
話が逸れました💦
現下、深刻なコロナ禍にはありますが、わたしは真に有意な会食やイベントへの参加は必要なことだと考えています。
大人数で騒ぐというのは論外であるとして、有意な会談、会食、イベントは必要以上に妨げられるものではないと考えます。
社会全体がネガティブに塗り固められると、経済的、心理的、文化的な縮小再生産のワナにはまり、抜け出せない隘路に陥ります。
経済学でいう「合成の誤謬」という理論です。
各人が「良し」と思って取った小さな行動が社会全体でみると、結果的に「悪し」となり多大な損失を招くというものです。
せっかくの年末年始のお休みです。
沈着冷静でありつつも、自制した「行動を取りたい」ですね☺️
於:ミューザ川崎シンフォニーホール。
ラグジュアリーカード社のコンシェルジュさんは丁寧かつ迅速で信頼できます☺️
於:東京国際フォーラム。
音楽スタッフで参画されているMさんから「せっかくのクリスマスの夜です。いらっしゃいませんか?」とのお誘いを受けました。
同講演の最後、ゼネラルマネージャーの方からこの講演を開演するにあたっての趣意がお話されました。
手前味噌で恐縮ですが、やはり「意志あるところに道は拓くもの」と、わたしと意見を同じくされており感慨無量でした。