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渋沢栄一翁は、明治期に500以上の企業の設立・育成に関わり、国立第一銀行(現在のみずほ銀行)をはじめ、今なお存する上場企業は両手に余るほどです。

日本資本主義の父とも言われ、2024年には新一万円札の肖像にもなる予定。
埼玉県の郷土の偉人であります。
深谷ネギで有名な深谷市の出身です。

さて、その渋沢栄一翁が残したのがタイトルの「夢七訓」です。

夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
故に幸福を求める者は夢なかるべからず

幸福を求める者は夢を持てということです。
すべての幸福は夢から始まるということです。

実は和龍は「夢」という言葉がちょっと苦手なんです。
夢という言葉が嫌いではないのですが。
なんとなくチャイルディッシュでフワフワしたポエマーな感じが拭いきれず……。
いい歳したオッサンが「わたしの夢は……」なんて口にするのはくすぐったい感じがするんですよね。

そして「夢」という言葉は時として重たい。
キング牧師の「I have a dream.」という言葉を挙げるまでもなく、途方もないこと、壮大な理想を成し遂げようとする時、その未来図はまさに「夢」に過ぎず、現実に在る身には重たいのです。

途方もなく、壮大な理想は厳然とした現実の前にただの儚い「夢」になりそうになる。
お金、時間、人手、身近な人の理解、法律の壁などetc.

しかし、夢を持たなければ何も始まらないし現実は動かない。

何よりも夢を描ける人は幸福です。

なぜか。

夢という未来図を描けるということは、あなたの潜在意識が顕在化し、はっきりとしたかたちになっているのですから。
こんな未来だったらなぁ、こんな未来でありたいなぁ、そのためには◯◯が必要で、□□をして……。
ほら!  もうあるべき未来、やるべきことが見えていますね!

未来図を描ける時点でその夢の半分はもう実現しているのです。
現実は意識したものに引き寄せられていきます。

わたしには夢がある。
くすぐったいけど今日は口にしてみました!