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タイトルの「信は力なり」を実感する出来事がありました。

大学院の研究室で席を並べていた女性(Hさん)が中京地域の大学の准教授になられました。
おめでとうございます🎆

若い頃、わたしも大学教員を目指していたことは、このブログのプロフィールに記したとおりです。
でも、くじけちゃいました(>_<)
博士前期課程(修士課程)の時の成績表がありました(^-^)

わたしが在籍していたA大学は、学力的に秀でている大学ではありませんでした。
歴史も浅く、目立った研究実績もないことから、国等から得られる研究費も僅少だったのでしょう。ハッキリ言って研究環境は貧弱🌀
大学職員の方、放言してスミマセン💦

正直、大学教員を目指すにはチョット苦しいレベルの大学だったのです。
そもそも大学教員(教授、准教授、講師……)のイスは、東大をはじめとする旧帝大や早稲田・慶応などの歴史があり、学力の高い大学院修了者が多くを占めており、例えば戦後に創立された大学などからその職を得るのはなかなか困難なのです。
「自校養成」といって、あくまで自大の大学院修了者を教員に迎える大学もあります。
しかし、わたしが在籍していたA大学はこのシステムを採っていませんでした。

Hさんは中京地域に住んでおり、その地域にある大企業が地域経済に与える影響について研究を進めていました。
その研究のために、週に1~2日ある研究日(教授室で指導教授の指導を受ける日)は新幹線や高速道路を使って上京し、その日の夜に帰郷するというバイタリティ溢れる方でした。

また、研究日以外でも、調べものなどのために研究室に顔を出さなければならない日があります。

そんな博士後期課程が3年間。
時間的、体力的、金銭的な負担は大きかったと思います。
しかも、前述のとおりA大学大学院を修了しても大学教員の職に就ける可能性は極めて低いのです。

しかし、Hさんはやった!

席を並べた同窓として、同窓から准教授が出たなんて、こんな嬉しいことはないです!
Hさんから力をいただき、わたしも「自らの力で、自らの道を進むんだ!」と、信は力であることをあらためて認識しました。

【追記】
自らが自らを信じなくて道が拓けるでしょうか?
自らが動かなくて道が創られるでしょうか?
待っていれば誰かが道を拓いてくれるとでも?

大願を成す者は自らが開拓者になって道を創らなければならないのです!