本日もわたしのブログをご訪問いただきありがとうございます。

最近このブログで不倫について綴ることが続いています。
そのせいか知り合いから「和龍さん、不倫カウンセラーになったの?」などと言われるのですが、そもそもわたしは専業カウンセラーではなく、不倫や男女関係を専門にするコンサルタントでもありません。
和龍はイギリス経済史が専門なんですよー。
経済学修士(Ph.M)ですから……。

ただこれまでの経験上、現状の把握➡️課題の抽出➡️仮説を立て課題解決に向けたロジックの構築➡️検証➡️ロジックの整合化➡️課題解決へのアプローチ  というトレーニングは積んでいます。
なので、わたしが師事するカウンセラーAさんから要請があれば、特に離婚や親権、養子縁組、DV被害者支援などの知識や人脈を生かせる事例においては、カウンセリングの席に同席してアドバイスをしております。
なお、和龍単独のカウンセリングは、Aさんからの紹介を除きお受けしておりません。
その際はじっくりお話を伺い、事例に応じて「相応の」「謝礼」をいただいておりますm(__)m
ご相談内容によっては、市区役所、法務局、家庭裁判所、警察署、児童相談所、年金事務所など多くの行政機関と折衝する必要がありますが、事前に課題と論点を洗いだし、相談者に沿ったストーリーを整えることは極めて重要です。
このアドバイスフィーとお考えいただければ幸いですm(__)m

前置きが長くなりました。タイトルの「ブレブレな不倫」です。
カウンセラーAさんから「和龍さん都合つきますか」とお呼びがかかり、伺った相談です。

※  関係各位の承諾を得て、一部改変してまとめています。

【相談事例】
わたし(R美、20代後半)と彼(40代前半)は3年前に職場で知り合い、愛し合うようになりました。
お互い配偶者がいることから、W不倫ではありますが、それぞれが離婚話を進めており、将来的には結婚するつもりでいます。
ただ、最近不安があります。
付き合い始めの頃は、毎日のように仕事後にデートをしたり、有給をつかって一泊旅行に行ったりしました。
しかしここ半年は「仕事が忙しい」「体調が悪い」といっては会うのを断られ、月に一、二回しか会えない状態です。
(たしかに彼の部署は新規事業の立ち上げがあり、ここ数ヶ月毎日22時過ぎまで残業が続くほど忙しい状態です)
わたしからLINEをすれば返事はくれますし、電話をすれば30分程度は話をしてくれますが、彼からのLINEや電話はありません。
会えばセッ◯スはありますが、以前のように彼の方から「求めてくる」感じはなく、恥ずかしながらわたしの方が求めている感じです。
連絡が途絶え気味、会えない不満もあり、つい彼にキツい言葉を投げつけては自己嫌悪に陥っています。

① 彼のわたしへの愛情は消えてしまったのでしょうか。
② 将来は結婚するという彼の言葉を信じてよいのでしょうか。
③ わたしは出会った頃と変わらず彼のことが好きです。


【和龍の回答】
うーむ……。字面にしてしまうとR美さんが解決したいのは①②③に尽きるのですが、面談は3時間にも及びました💦
そして、離婚手続きのような行政関係の話までに至らず、和龍はあくまで不倫に対する「男性目線」でのアドバイスという変則なカウンセリングとなりました。

① 彼のわたしへの愛情は消えてしまったのでしょうか
彼からの愛情は消えていないと思いますよ。
ただ、消えかかっているかもしれません。
その原因はR美さん、あなたにあります。
今のお二人の状態を例えるなら、彼というロウソクの炎の近くをR美さんがバタバタ走り回り、炎のもとで荒い息をハーハー吹きかけている状態です。
炎は右に左に激しく揺れていて、フッと消えてしまうかもしれません。

仕事が多忙の中、LINEの返事はある。電話をすれば30分も会話できる。
月に一、二回とはいえ会う時間をつくってくれる。
R美さんはブレずに、その事実だけを直視してほしいです。

② 将来は結婚するという彼の言葉を信じてよいのでしょうか
R美さんは彼の言葉を「信じたい」のですよね。
ならば信じましょう。
「結婚する」という彼の言葉に色はついていません。それを何色と受け止めるかはR美さん自身です。

例えば「白」といっても、カンバスの白、陶器の白、生地の白、植物の白……いろいろな「白」がありますよね。

事実が問題なのではありません。事実に対するとらえ方が問題をつくるのです。
自ら問題を創り出し、自ら悩むのは愚かなことだと思いますよ。

③ わたしは、出会った頃と変わらず彼のことが好きです
素晴らしいです!  「出会った頃と変わらず彼のことが好き」なんて!
和龍も言われてみたいものです(>_<)

その素晴らしい気持ちがあれば①②の問題なんて解決していると思いませんか?

愛はオーダーメイドのドレスのようなもの。
あなたのシルエットを美しく装っていたドレス。
あんなに気に入っていたドレス。
自慢のドレスなのに最近しっくりこない……。

あなたの体型が変わったの?
色やデザインが時代に合わなくなったの?
飽きてしまったの?
ドレスのことを誰かに何か言われたの?

ドレスそのものは何も変わっていないよ。

Bon  Voyage!