本日もわたしのブログをご訪問いただきありがとうございます。

前回「不倫する男性」というタイトルで記事を綴ったところ、思わぬ反響をいただき感謝感謝の和龍です。

その中で「男性に都合のいいまとめ方ですよね」というご意見がありました。
曰く、家庭(妻)があり、不倫相手の彼女もあり、その彼女には「自分が自分が!ではなく」「疲れている彼を優しく癒してあげなさい」なんて……。

「それじゃあ男性の側ばかりトクしてませんか?」とのこと。

トクかぁ……。
うーむ、損得で測られるとなぁ……。

和龍の筆力不足により、ブログの文面だけでは表しきれないところもありました。
そこで、前回の記事の補足も兼ねて、今回も「不倫する男性の心理」について綴ってみたいと思います。

一般的に男性は仕事が繁忙です。
バリバリ仕事をこなし、ジムに通い、自己研鑽のための学習をし、家庭のことを捌いたら使える時間は限られています。
和龍は、さだまさしさんの「関白宣言」という曲が大好きです。
特に「忘れてぇ~くれるな  仕事もできない男に  家庭を~守れる  はずなどないっってことを!」ってくだりね。

その限られた時間をあなたに向けている。
現状「不倫」である以上、彼は家庭を守り、同様にあなたを守らなければなりません。その中であなたとの時間をつくっている彼の努力を認めてあげてください。

「もっと会いたい。もっとわたしとの時間をつくって」
彼はあなたのためにどのくらいの時間をつくってくれますか?
遠距離とか特別な事情がないとして、週に1日以上あなたと会う日をつくってくれているとしたら、彼はあなたに会うための努力していると思いますよ。
あなたが「彼に会いたい」と思うように、彼だって「あなたに会いたい」と思っているのです。


「わたしは二番手。わたしより奥様、家庭を大事にしているのね」
ハッキリ言います。これは愚問です。
彼にとって一番手、二番手という概念はないはずです。
もちろん「配偶者あり」「家庭あり」は彼の社会的公式立場ゆえ、それを保持しなければなりません。
非公式な立場であるあなたの存在が認知された場合、彼にもあなたにもメリットはありません。
しかし、彼は家庭、あなた、二つの存在を同等に扱い、どちらも大切にしています。どちらが上だとか、どちらを優先しようとか考えてはいないはずです。
自ら「わたしは二番手」と言っているうちは、そのとおり「二番手」にしかなれません。

「記念日くらいわたしを第一に考えて」
誕生日、お付き合いが始まった日、はじめてエッチした日……。女性は記念日が好きですね。
多忙な彼。なかなか記念日にピタリと都合つけるのは難しいかもしれません。
しかし、記念日に近い日、彼がいつもより多く時間をつくってくれたら(できれば有給を取って1日一緒にいようなんて)、それはあなたを大切にしている証だと思います。
そんな日は思いっきり彼に甘えるといいでしょう。お出かけするも良し、二人でまったりと過ごすも良し。
彼もそれを望んでいるはずです。


「わたしとの将来のことをどう思っているの。ゴールと時期をハッキリ示して」
彼が「将来あなたと一緒になる」と言ったなら、それを信じることです。
彼は自分をとりまく事情と状況を勘案し、彼なりにあなたと一緒になれる時期を考えているはず。
その事情や状況は、仕事(転勤や昇進など)や家庭(配偶者に切り出すタイミングや子の学齢など)の状況などによって常に変化します。あなたがことあるごとに「奥さんと別れるつもりあるの?」「いつ一緒になれるの?」と詰め寄っていては彼は疲れてしまいます。
あなたと彼はゴールに向けて同じ方向を向いている、それさえ忘れなければいいのでは。

彼は家庭とあなたを両立しています。
家庭があるのに、あなたとの関係も将来に向けて保っている。

彼は彼なりにあなたとの将来に向けて努力と準備をしていると思えば、彼を困惑させるようなことは自重すべきでしょう。

竹内まりやさんの「駅」という曲をご存知でしょうか。
不倫関係を伺わせる、今は別れた男女。
二年後、駅で彼女は彼を偶然見かける……という場面から曲の世界が始まります。
この曲の中に、
「今になってあなたの気持ち  はじめて分かるの痛いほど  わたしだけ愛してたことも」という一節があります。
この一節には、

あなたはわたしのこと「だけ」を愛してた

あなたのことを、わたし「だけ」が愛していた

二つの解釈があるようです。

あなたはどちらだと思いますか?
(この一節に対する解釈。それが今のあなただと思います)