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タイトルの「アサーション」という言葉。

相手への一方的な非難を含んだ自己主張ではなく、「相手の立場や客観的な状況を理解したうえでの、自己肯定を含んだ冷静な自己主張」を意味するそうです。

むむむ、なかなか難しいですな……💧

例えば、離婚協議をしている時。
相手の嫌なところ、悪いところを取り出しては攻撃的な言葉でまくしたててしまうことはよくある話。

やれ、稼ぎが悪い、オンナ癖が悪い、酒癖が悪い、自己チューで身勝手、気が利かない、アタマが悪い、顔が気持ち悪い、食べ方が汚い、ハゲだ、ウソつき、常識がない。
セックスが超絶下手クソ、下手クソすぎて痛い!、カネに汚い、人の話を聞かない、距離感がはかれない、味覚オンチ、体臭がクサイ、ワキガだ、息がクサイ、車がクサイ、服のセンスが悪い……etc.

まぁ、よくも並べ立てたものです💧

それはさておき。
感情が先に立つと客観的かつ冷静な話し合いができず、言わなくてもいいことまで口をついてしまったり。
相手のひとつふたつ(みっつよっつ)の悪い点を10だ100だと言っては、いたずらに混乱をきたすことも多いようで。

だいたい、性格や行動様式なんて賛否両面。
「稼ぎが悪い」のは、性格がのんびりしていて、お金にガツガツしていないだけかもしれない。
「オンナ癖が悪い」のは、女性にマメで行動的。オンナ心を掴む「何か」を持っている証左。

……と言ってもここでは何の解決にもなりませんが。

それでも、アサーションの考えで論点や争点を整理できれば、ムダに相手を非難して傷つけあうことも少なくなります。
相手の◯◯は悪いけど、わたしも◯◯だったかなぁ。
◯◯なところは好きなのになぁと相手を(認めるところは)認め、自分を省みるきっかけになれば次に進む力になるでしょう☺️

当事者同士だと感情的になりますし、仲のよい友人に相談しても、「絶対相手が悪いよね!」「あなたは悪くないから!」ときっとあなたの主張に立った意見になるでしょう。
(あなたと趣味や価値観が似ているからこそ仲がいい訳で、ある事象に当たって意見を同じくするのは必然ですね。)

だから……。
そんな時にこそ、市井のカウンセラーに話をしてみてはいかがでしょうか。
カウンセリングによって思いがけず、自分自身を深く知る一助になると思います。
大袈裟に、構えることなく、「ちょっと聞いてほしいんですけど」くらいの気持ちでカウンセラーの戸を叩いてみては?

「叩きなさい、さらば開かれるだろう」
Knocks,the door will be opened.

「アサーション」という馴染みのない言葉にあたり、こんなことを思いました。