末孫の保育園最後
の運動会
体調不良も押して
応援へ出かける

運動会半ばに到着 
孫は脱出ばかりし
連れ戻されている

古い体育館は
騒音がひどく蒸し暑く
大人でも我慢限界な環境
特徴ある孫には、この騒音
は厳しい

無理かなとあきらめかけた頃
かけっこは一番
組体操は凛々しく
皆とやり終える快挙

振りむいたら涙目の娘

さらに驚くのは
親子競技
末孫は皆と違う方法で
コロコロ転がり争う
発想が違うに驚く

そんなこんなでバァバ
馬鹿丸出しな運動会

ここまで、支え見守って
頂いた担任の先生
いかばかりに大変だった
ことでしょう
いくら仕事でも
愛情なしでは出来ない
重労働だ
ふっと見たお疲れのお顔
心の中、手を合わせた
運動会の終わりには
娘は涙ながら感謝を伝え
共に成長を喜びあう

その夜は
娘夫婦ともに
それぞれ飲み会

迎えに行った居酒屋
そこに、園長先生
担任の先生に遭遇
気持ちよく酔った婿
涙破壊の娘が
もう一度
お礼申し上げる機会に
巡りあう
素敵な保育園に廻り合い
ただただ感謝だ

そんな保育園に巡りあえ
末孫は幸せ

苦難多しな孫の未来も
なんとか乗り越えると
信じられる運動会の夜