夫が何か伝えようと
口を動かす
わたしは読み取れない
諦めずに
夫が口パクを繰り返すも
私の解釈はヒットしない

文字盤は、視力の関係で
厳しく
夫の意思表示が
何かで出来ないか悩む
リハビリスタッフの努力
も続くがヒットしない

気管切開を閉じることは
できないのかと思うが
主治医は家族の話を聞かない
機嫌が悪くなり会話が
成り立たない
ベットサイドにも来ない

今回、いろんな不運あるも
主治医に恵まれなかった

しかし、居場所のない
家族は飲み込んでしまう

老健は気管切開してるため
カニュウレ交換ができない理由で
は断られ
自宅療養は通所受け入れ不可
と言われ
あとは、特養になるが
最初に言われた
『特養に入れたら植物人間の
ようになりますよ』
この言葉が突き刺さってる
リハビリが毎日ある
今の療養型病棟を離れられない
自宅から近くで、毎日面会に
行ける理由
『自宅から近いだけで、
選択続けるなんて』と
娘が私を批判をする

脳卒中の維持期
というだけで、患者は
適切な改善の医療から
見放される感がある
見放してるのは自分かな
と、時々苦しい自問自答
繰り返している

それでも、日々はつづく

できること
希望をもてること
見つけよう
と自分を励ましていこう
もうすぐ、夫の自宅外出だ

えぃーえぃーおー!