久しぶりに空を見上げた
青い空に薄い絹糸が引くような
雲が流れて
雲の向こうには青い青い空
沈む前の夕日の射光で
青さが深い
風が心地よく
雲も流れる
その空の奥の奥に一羽の鳥が
風にのり
優雅に弧をかく
まるで風に乗る凧のように
目を凝らし本当に鳥?飛行機?
と思うほど
高い空で飛行する一羽の鳥
心地いい風に乗り
天高く、高く
風を楽しんでるような飛行
目が離せず
空を見上げたまま
立ち止まる
帰りの駐車場
我もあのように風にのり
あの一羽の鳥のように
飛びたいなぁ
青さに吸い込まれ
消えてもいいな