この日


私は、高台の公園にいた


ぼんやり海を見ていた


電話がなった



友達のお母さんからだった


「娘が危篤になった。先生が今日あたりだろう」って


その夜


友達は天国に行った


彼女は、
母ひとり娘ひとりの生活をしていた


身体が弱いお母さんの代わりに


通夜、葬儀の手配をした


泣いてる暇なんて無かった


彼女が死んだなんて実感も無かった



お嫁さんになれなかった彼女に


打ち掛けを掛けてくれた


葬儀屋さんにとても感謝した


いつもボーイッシュだった彼女


初めて女の子みたいだったから


彼女が焼かれて


骨になって私の前に帰って来たとき


初めて涙が出た


止まらなかった


いつまでも止まらなかった


寂しさが込み上げて


立っていることが出来なかった





あれから丸4年


彼女との日々は


想いでに変わった


楽しかったことばかり覚えている


二人で行ったカラオケ


ビュッフェ回り


カフェ回り


彼女が死んでから


私は、カラオケを歌うのを止めた


ビュッフェも止めた


時々、カフェには行くよ


今日は、彼女の命日


当の本人は知ってるのかな


私は、覚えているよ


ずっと忘れないよ














Android携帯からの投稿