五十黙示録 第五巻 極め之巻(昭和36年8月5日) (全20帖) | 展示 インドユダヤ

第三帖

わが身をすてて、三千世界に生きて

下されよ、わが身をすてると申すことは

我(が)をすてること

学をすてることぢゃ、

 

すてると真理がつかめて大層な御用が出来る

のであるぞ、それぞれの言葉はあれど

ミコトは一つぢゃと

申してあろうが、ミコトに

生きて

下されよ。言葉の裏には虫がついてゐるぞ、英語学ぶと英語の虫に、支那語学ぶと支那語の虫に犯されがちぢゃ。判らねば

ならんし、中々ながら御苦労して

下されよ。大難を小難にすることは

出来るのであるが無くすることは出来ん。不足申すと

不足の虫が湧くぞ、怒ると怒りの虫

ぞ。一生懸命、自分の信じるように、

小さくして自分で割り切れるように、引きづり

降ろして

居るなれど、困ったもんぢゃ、長くゆったり

とした気持ちで神を求めて

下されよ。