タイトル 「天使の羽」 289 | 可愛い君に愛を囁きたい

可愛い君に愛を囁きたい

みぃたんと忍者たなかーず

 背中から、


 翔太のぬくもりが


 伝わってきた。




 血まみれだった


 ひなたの羽が、


 一気にひなたの背中から


 抜け落ちていった。




 翔太の羽が


 ひなたの体を貫いて、


 ひなたの背中から


 羽を広げていった。




 翔太の羽が


 ひなたの背中で


 羽ばたいていた。