ラジオなんかは聴視率強化週間みたいのがあって、
その時だけやたらと力を入れ、
ゲストをぶっ込んでくる局がある。
あれって、まあ授業参観の時だけ
教室をきれいにしたりする先生と似てるな。
まあテレビも同じで、
視聴率の秘密みたいなことをやると、
必ず視聴率調査の機械を置いてある世帯が
その番組をいるので、
数字が上がるという姑息な手段がある。
これはマスコミ関係者の中では一般的な話で、
逆にそれをすると、かっこ悪い的な印象をもたれるので
たまにしか見ない企画だ。
それでもやってしまうのにはいろいろ訳があるに違いない。
マスコミ関係者に
「やっちまったよ、あの番組。みっともない」と
思われても数字がほしかった。
「あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ」 だ。
4月から、深夜枠からゴールデンに進出した番組。
最高瞬間視聴率14%くらいの番組と、放送では強調していた。
彼らは一体その数字を誰にアピールしてるのだろう。
そう、それはスポンサーだ。
最高瞬間視聴率を強調するのは、視聴率をかさまししたいからだ。
どうも深夜枠時代で1度。
ゴールデン一発目で1度。
視聴率の秘密に潜入しているようだ。
これは一回目視聴率の秘密、潜入で数字が上がり、
スポンサーに、こんなに数字がとれてますから、
ゴールデンにと営業をうったに違いない。
そしてゴールデンで、さらに視聴率企画。
これで深夜でとりこぼした視聴率調査の機械が
置いてある世帯を抱きこもうとしたに違いない。
どうしても最初視聴率をとらないといけない故の
苦肉の策だ。
しかしこの泥臭い戦術をあからさまに
2回も導入してしまうとは、
あの番組。視聴率で苦戦してるな。
しかし初歩的な手口に騙されるスポンサーの
広報部はこのことを知らないのだろうか。
多分知らないんだな。
数字は錯覚だ。
視聴率も泥臭く卑怯な手口を使ってでもとりにいく。
それがフジテレビが視聴率が高い一つの要因だろう。
テレビ朝日みたいにインテリぶって、スマートにやってると、
姑息なフジにはなかなか追いつけないな。
そんな中久しぶりにテレビ朝日で高視聴率番組が出た。
相棒だ。
まあ、フジの嫉妬たるや、比較広告か。
「ほんまでっか、TV」で、
「相棒が終わってみる番組がなくなった」
というコメントを堂々と放送するところ、
さすがはフジテレビだ。
ちなみにフジ系列の日本放送のラジオ番組も
聴視率強化月間だけ、異常に力を入れている。
まあ、フジ系列の数字は少し少なめに評価した方が
実は正確に違いない。
そう、これは八百長ではないのだ。
どんな手を使っても視聴率をとるという貪欲さのあらわれだ。
一般の人は視聴率がいいから、面白いんだろうと錯覚するからだ。
頑張れ、フジテレビ。
卑怯な手段を使っても、結果だけが全てなのだ。
だって一番儲けてるテレビ局なんだから、フジテレビ。