小説「目覚めるテレビ」 | 可愛い君に愛を囁きたい

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みぃたんと忍者たなかーず

こんな都市伝説を知ってるだろうか?


朝のニュース番組、目覚めるテレビはある目的を持って始まった番組だということを。


それはノストラダムスの予言に合わせて、救世主が目覚めるために始められた番組だ。


現実に救世主が現れ、ノストラダムスの予言は回避されたのだが、


同時に負の遺産も残してしまった。


救世主が目覚めると同時に、悪魔も目覚めてしまったのだ。


そして救世主は予言を回避する戦いに命がけで立ち向かい、この世から消えてしまった。


しかしこの世に悪魔だけが残ってしまった。


そして悪魔は一つの悪戯を番組内に仕込んだ。


それは目覚めるテレビの最後に行われる占いで、


最下位になった星座の星に産まれた者の中から一人、


しかもその占いを見た人の中から毎日一人ずつ命を奪っているといううわさを。


今日もあなたの隣で知らず知らずのうちに、誰かが命を落としてるかもしれない。


そして次があなたの番でないと、誰が言えよう。