ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」
そう、今書いてる小説もまさにこの曲の題をつけていた。
題名になんか意味があるのか?
そんなに安易にタイトルをつけるはずがない。
しかしいくら読んでも安易につけているのは間違いない。
小説の中に娘の髪が亜麻色で
おかあさんに似てないのね。
と、黒髪を指摘するシーンがある。
親に似ていることが一つのポイントになっているからだ。
それで安易にタイトルにつけたんだな、きっと。
まあ、まるっきりずれたタイトルじゃない。
でも、「亜麻色の髪の乙女」と聴くと、
普通は島谷ひとみの曲を思い出すに違いない。
大体、クラシックのタイトルだけで敬遠されそうだ。
あの時の作家の気持ちを理解できなかったが……。
自分のことなのに。
やっぱ、タイトルは変えるでしょう、多分。