キムヨナが次のショートプログラムに取り入れている、
「ジゼル」と言えば、2008-2009年、
安藤美姫や、中野友加里がフリーで取り入れた曲。
フィギュアはバレエの曲が多くしようされるから、
めずらしいことじゃない。
「ジゼル」を見てると、
うん、これは「白鳥の湖」かな?
と一瞬、迷ってしまう。
バレエを習ってる人なら、まず知らない人はいない有名な曲。
バレエは肉体表現だけで、ストーリーを表現するから、
物語を知らないと、何が何だか分からない。
個人的に、外人が見た歌舞伎みたいなものじゃないだろうか。
チャイコフスキーのバレエとかは曲だけ聴いてて、
耐えられるが、「春の祭典」なんかは訳がわからない抽象画のようだ。
そういう意味じゃ、まだ「ジゼル」は解釈しやすい演目だ。
見た目だけで楽しませるというのは
シルクドソレユは肉体表現の進化系だろうか。
ただ、安藤、中野と違うのは、二人はフリーで、
キム・ヨナはショートということだろうか。
ついでに予断なのだが、
キムヨナの金 妍兒と書いて、キムヨナ。
モデルのヨンアは、
金 榮兒と書いて、キム・ヨンアらしい。
とはいえ、漢字が違うだけで、同じ呼び名のようだ。
日本人にはきっとキムヨナは、
キム・ヨンアと聞こえるんじゃないだろうか。