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むしろしない人なんているのか?
人見知りは警戒心のあらわれだ。
分からない相手に対しての警戒心。
弱肉強食社会で生きてきた証しだ。
相手がどんな奴なのか、警戒しつつ、
生きていくのは失敗しない生き方なのかもしれない。
天敵のいない島の動物は人間が持ち込んだ外敵に
あっさり滅ぼされてしまう。
彼らは人間に例えると、人見知りをしない生き物なのだ。
だからまさか襲ってくるなんて思ってない。
好奇心で近寄ったところをガブリと食べられてしまうのだ。
そうだ、人見知りは人間の遺伝子に組み込まれた
防衛本能なのだ。
だから、何の心配もいらない。
そっちの方が普通なのだから。
人見知りをするのは悪いみたいな風潮があるのは、
行きすぎるとクラスで孤立したりするからだ。
子供のころから集団生活を余儀なくされるから、
人見知りはいけませんと教え込まれるからだ。
でも本質的に人間は人見知りに決まってる。
それを頑張って、社会にあわせているのが本当のところだろう。
人見知りをしてしまう人は警戒心が強いのだと
ポジティブに考えるといいのではないだろうか。
でもいずれ社会に出るために
早めに社会に溶け込む必要性に迫られるのだが。