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これまで、ホームパーティーって、
準備とか大変そうでやったことがなかったけど
みんなでやれば準備も楽しいことを発見
これまでは、友だちの家に行く派だったけど、
これからはホームパーティー派になりそう・・・
みんなは友達が家に来るのと、友達の家に行くの、どっちがいい
これまで、ホームパーティーって、
準備とか大変そうでやったことがなかったけど
みんなでやれば準備も楽しいことを発見
これまでは、友だちの家に行く派だったけど、
これからはホームパーティー派になりそう・・・

みんなは友達が家に来るのと、友達の家に行くの、どっちがいい

今書いてる小説からの抜粋。
○シーン134
連弾曲の練習で自宅に訪れた憧れの彼と二人きり。
「じゃあ、お前のパート、弾いてみるから、音を目で追いなよ」
そう言って、為一は舞琴のパートを弾くために左側に寄ってきた。
肩が触れ合う。
ドキッとして、舞琴は体をよけた。
それでも為一はさらに左に体を寄せてきた。
それはそうしないと弾けないからだ。
邪魔にならないようによけていても肩は当たる。
「ホラ、ちゃんと楽譜よんで」
そう言われて楽譜を目で追った。
「もう一回最初から弾くから」
為一は最初から、舞琴のパートを弾き始めた。
「音符が多すぎて、目でおえない」
和音が踊り出す。
上下に流れていく絵文字。
「目が回りそう」
「なんだよ、じゃあ、もう一回弾こうか?」
「いいよ、弾かなくても、曲覚えたから。楽譜見ないで弾けるよ」
「そ、そう、じゃあ、一緒に弾こうか」
為一は右へ移動し、自分のパートを弾き始めた。
何、いきなり弾き出して。
慌てて舞琴は為一の演奏に合わせた。
○シーン136
同じ鍵盤を叩いたり、腕がクロスしたりするせいで、指と指が触れ合うのだ。
連弾の作曲家たちはそこに恋の始まりを意図してたのかもしれない。
触れあうことで生まれるドキドキ感。
作曲家がそれを意図しなかったとすればゲイだったとしか思えない。
それから演奏以外で言葉を交わすことがなくなった。
幸せと気まずさが続いた。
19世紀のサロンはまさに現代版ホームパーティ。
空前の連弾ブームが起こった。
この姉妹のピアノ教師としてジェリズに赴任し、
エステルハージ家の姉妹のためにシューベルトが
4手連弾曲を多く作曲。
それらが彼女たちの教育のための作品であることがわかる。
シューベルトが姉妹に恋してた話は映画化もされた。
連弾中に触れあう手と手に恋心を募らせたのだろうか?