タイトル 「天使の羽」 702 | 可愛い君に愛を囁きたい

可愛い君に愛を囁きたい

みぃたんと忍者たなかーず


 鈴音は自分が情けなかった。


 きっとありさちゃんは、


 4回転ジャンプを


 期待してたのかもしれない。



「ありさ、


 おねえさんの


 ファンだから」



「ファン……?」


 初めてそんなこと、言われた。



「ありさ、


 ずっと応援してるからね」


 ありさは無垢な瞳で


 鈴音を見上げる。