タイトル 「天使の羽」 598「そっか、 でも、一応、 幸せになるんだ、 少しホッとした」 畠山が熱くなったおかげで、 逆に気持ちが落ち着いた。 童話とは理不尽なものだ。 もともと戒めのために 書かれてるせいだろう。 そう思うと、まあ、 アリかなと 鈴音は一人で納得した。