「魁皇を応援しに帰ってきたでござる」
「今日はおしくも負けたでござる」
「下手じゃなくて上手さえとっていれば
今場所の魁皇なら勝てたかもしれないのに
残念でござる」
「みぃたんはデブは嫌い」
「最後のチャンスかもしれないんだぞ、
優勝する」
「みぃたんはスポーツは嫌いなの」
「今日のボクシング、
長谷川穂積。
すごかったじゃないか。
相撲取りと違って、
ボクサーはガリガリくんだし」
「アイスは好きよ」
「感動したなあ、すごかったじゃないか
大体長谷川穂積は
わざわざ一番強い相手を選んで
戦うんだぞ。
宮本武蔵みたいじゃないか」
「それってすごいの」
「普通は一番弱そうな
相手を選んで
長くチャンピオンでいようとするんだから」
「そうなんだ?」
「なんだよ、
これじゃみぃたんに
スポーツ解説を頼めないじゃないか」
「何、それ」
「フィギュアの解説をみぃたんに
頼むんだよ、これから」
「。。。。。。。。。。」
「みぃたん通信で、
フィギュアスケートの解説を
頼むでござる」
「私が。。。。」
「そう、それじゃ、ドロンするでござる」
「あ、また消えた」
