無言の食事 | 乞食blog

無言の食事

シゲさんの小屋の下流で土左衛門が上がったらしい。

身元不明という事だったが、我々にはすぐに誰だか分かった。
遺体の身体には位牌がくくりつけられていたそうだ。

駅前の望月だ。

山ちゃんが見かけて以来、ずっと姿が見えなかったが、
もしやとは思っていたが、最悪の結果になってしまった。

生きている時はイヤなヤツだったが、
それは彼なりの上昇志向の表れだったのだろう。

ヨシさんが無言でみんなにとっておきの手料理をふるまってくれた。
シゲさんやタカ坊、河川敷の連中も来た。

みんな、何も言わなかった。