春はゆく/Aimer

歌 Aimer 作曲 梶浦由記 作詞 梶浦由記


深々と降り積もる 時の中
歓びも苦しみも 等しく
二人の手のひらで 溶けてゆく
微笑みも贖いも あなたの側で

消え去ってゆくことも
ひとりではできなくて
弱虫で身勝手な私

償えない影を背負って
約束の場所は花の盛り
罪も愛も顧みず 春はゆく
輝きはただ空に 眩しく
私を許さないでいてくれる
壊れたい 生まれたい

あなたのそばで笑うよ
せめて そばにいる
大事な人達に
いつも私を 幸せにいると
優しい夢を届けて
あなたのそばにいる


marie/Aimer

歌 Aimer 作曲 横山裕章 作詞 aimerrhythm


舞や深紅の宴
泡沫に抱かれて
十四の時にすぐに 
迷子のまま

覚えのない言葉と
偽りの首飾りすら 
壁の絵のだれかの
悲しみを語りだす

奪われること恐れて
与えられること忘れて
終わりを告げてく美しい日々
十月の雨に打たれて
目を閉じたその時に
何を手に入れるのだろう
教えてよ、Marie

マイヤーリンクの森で
あの風に吹かれて
十二の歌紡いで 
夢見ていた

縋るように抱き合う
平然と狼狽ですら
壁の絵のいつかの
輝きを語りだす

麗しき点で結ばれ
この地上で引き裂かれて
光を消してく愛し日々
飾られた椅子に腰かけ
振り払うその腕に
何を手に入れるのだろう
教えてよ、Marie

繋ぐために捨ててきた
境界を超えて
脱ぎ捨て去った白いドレスは
今も泣いてるの

奪われること恐れて
与えられること忘れて
終わりを告げてく美しい日々
十月の雨に打たれて
目を閉じたその時に
何を手に入れるのだろう
教えてよ、Marie