Bloomin’/植田真梨恵

歌 植田真梨恵 作詞 植田真梨恵 作曲 植田真梨恵


またひとつ見えなくなる姿を見送れば昔
立ちつくす影はふたつ 蘇る春が鮮明に

巡る季節の中 タイムカプセルの中
膨らんだ頬に頬寄せて涙飲み込んだ

その花は 散ることを
知りながら でも咲き誇る
なぜか君のことを思い出す
風が吹く 寒い空を
君が春に変えてくれたよ
やがてまた会える時を待ちながら

旅立ちの時が迫る 過ぎてゆく日々は当然に
辿り着く場所などなく’歩き出す’のただ繰り返し
またひとつ言えなくなる 気持ちは形を持てずに
新しく季節がゆくとききっと君に言えるから

その花は 散ることを
知りながら でも咲き誇る
今日のことを忘れなければいい
風が吹く 目を閉じたら
やさしく頬を撫でてくれたよ
なぜか君のことを思い出す

その花は 散ることを
知りながら でも咲き誇る
見えなくなる 高く舞い上がる
風が吹く 寒い空を
君が春に変えてくれたよ
やがてまた会える時を
また君に言える時を
また笑って会える時を待ちながら


勿忘にくちづけ/植田真梨恵

歌 植田真梨恵 作詞 植田真梨恵 作曲 植田真梨恵


朝燒けの路 一人 歩行(アル)く道
町は日々 暮らし 新しく変わり
あちこちに ちらりする あなたの薫り
それは花のよに 繰り返し
咲きは散り 蕾 懐かしくもあり
次々に 肩寄せる 日向で隣
染まる指 勿忘にくちづけ
あげたいの あなたに
これまでを
語りつくせるなら 語りつくすでしょう
夜十(ヨルジュウ)語り合えば わかる日も来るでしょう
言葉に変えるなら 幾千かかるでしょう
ひとめ見つめ合えば あなたのものでしょう

溶ける月 勿忘にくちづけ
あげたいの あなたに
これまでを
語りつくせるなら 語りつくすでしょう
何も言わず時は 過ぎ去ってゆくでしょう
空を染める藍(アオ)は 何を映すでしょう
あなたが笑うなら あなたのものでしょう

朝燒けの路 一人 歩行く道
町は日々 暮らし 新しく変わり
あちこちに ちらりする あなたの薫り