君が好きです/小倉唯
歌 小倉唯 作曲 佐々木裕 作詞 詩歩
君を好きになってもう随分経ったなあ
伝えたいのに何もできずに通り過ぎた日々
自分の気持ちには正直でいたいのに
君のことになったら臆病が顔を出すの!
教室の窓 向こうに見えるあの飛行機雲は
まっすぐ伸びていったいどこへ向かったのか Yeah!
どんな始まりなのか どんな結末なのか
やらなきゃわからないでしょ? (So, let’s go!)
坂道駆け上がり君のところへ 一直線
君と出会ってからいろんなことあったね
一緒にいると何をしてても無性に楽しくて
くだらないことなら無限に話せるのに
シンプルな二文字がどうしても言えない なんで!?
いつものように「また明日ね」と手を振る放課後
ふと目が合うとぎこちない表情(かお)
もしかするかも?
Go! go! go! go! さあ行こうよ
No! no! no! no! ちょっと待って
Hey! hey! hey! hey! 何してるの?
日が沈むその前に!
とびだそう!
どんな始まりだって どんな結末だって
やらないよりはマシでしょ? (Yes, I can!)
トンネルの向こう側見てみたいから
躊躇わない
どんな始まりなのか どんな結末なのか
やらなきゃわからないでしょ? (So, let’s go!)
坂道駈け上がり君を見つけた
今日こそは言わせてね
「君が好きです」

白く咲く花/小倉唯
歌 小倉唯 作曲 俊龍 作詞 大森祥子
咲かせたい夢に今 羽ばたく
木立がまっすぐ 空目指し立つ
木漏れ陽と葉の青さ 勇気で眩しい
歌うように鼓動 きみも私も
鳴らしてる 祝福の中 産まれて以来
光 希望ばかりじゃない 絶望感じるのも標準装備(スタンダード)
いびつな心 抱いて…
本音を曲げて 嘘ついて 得る正解って何だ?
本当に“欲しい” ただ“したい”ことに生きていたいんだ
一途さを武器に 摘まれぬ芽になれ
涙さえも 花や実を育てるちからに
向かい風に発て今 気高く
Smartphone(てのひら)の電源(スイッチ) オフったら現実
タグなんてつけれない 唯一無二の日々(ひ)
誰かに「いいね」と言われなくても
自分で そう、「よかった」と言える人生がいい
脆弱と強靭さ 混沌(カオス)な心
経験だけが明日の地図に…
長きに巻かれ 影隠れ 得る平穏って何だ?
本当に“いとしい” ただ“尊い”ことに尽くしてたいんだ
汚れたって綺麗 無傷の清らは
とっくに 少し 似合わない季節(ばしょ)まで来たから
嵐にもしなう 枝のような優美さ
たおやかでもタフな大人(ひと)でいたい
想いよ届け 夢叶え つたなく願う全部
遥かへ遠く 未来遠く 壊さず持ってゆこう
本音を曲げて 嘘ついて 得る正解って何だ?
本当に“欲しい” ただ“したい”ことに生きていたいんだ
一途さを武器に 摘まれぬ芽になれ
私だけの花や実に出逢う旅 始まる
咲かせたい夢に今 羽ばたく

雨の森はウソつき/小倉唯
歌 小倉唯 作曲 早川博隆 川西竜弥 作詞 大山恭子
永遠を祈るように目を閉じて
記憶のなかの誰を慰めるの?
雨の森で剥がれ堕ちていく
痛い 痛い 痛い
君の声が
積み木遊び繰り返すように
覚えのない罪詫びるあの日の温もり
縋りつき零れる窓の雨は
頬を伝う執着に似てる
行き違う過去が問いかける
綯(な)い交ぜの現実を壊しても
永遠を祈るように目を閉じて
重ねた言い訳 誰に伝えるの?
雨の森は呑み込んでしまう
欲しい 欲しい 欲しい
もっと声を聞かせてよ
なにも知らない
子供のように
もっと求めて 瞬間を
いちばん欲しい
名前を呼んで
目の前にある今を
もう二度と
宵闇に濡れた約束 覚えてる?
零れた本音は二度と救えない
雨の森で耳を塞いでも
痛い 痛い 痛い
もう何処にも居ないのに
なにも知らない
子供のように
見えるものだけ信じてた
なにも知らない
雨は止まない
いたい いたい いたい
剥がれてく
声が 痛い