
わかんないのはいやだ/植田真梨恵
歌 植田真梨恵 作詞 植田真梨恵 作曲 植田真梨恵
大事なものを失くしたの
見つからない どこを探しても
ひとりぼっち 泣いてる時に
何て言えたのかしら
誰にだってそんな日もあるよ?
どこにだって探しにゆくよ?
舌を出して笑ってみせてよ?
なんて言えるわけないな
ああ 君の痛みを
わかんないのはいやだ
わかんないのはいやだ
残念な想像力
例えばの話 もしも君が
変わってしまったとしても
わからないとこも
わかるとこも問題なく
そばにいるよ 話してよ
同じようなことやっていても
似てるようなもの持っていても
ひとりひとつのハートだもの
なんか違っているんだ
今もまた考えていたよ
うずくまったままの君のこと
思いは届いていたでしょう?
なんて言えたらいいなぁ
ああ 君の気持ちを
わかんないのはいやだ
わかったふりもいやだ
どうやって伝えよう
例えばの話 もしも君が
変わってしまったとしても
わからないとこも
わかるとこも問題なく
そばにいるよ いつの日も
この先の未来 もしもいつか
どんなこわいことが起きるのか
わからないけれど
わからなくて問題ない
そばにいるよ 話してよ

クリア/植田真梨恵
歌 植田真梨恵 作詞 植田真梨恵 作曲 植田真梨恵
もうすこし話そうか
つまさきがふらついて木漏れ日
埋れてる わたしはここにいる
今日が終わっていく
いつもあっというまに
この手 すりぬけて
覚えていて 次に会ったときに
キラ キラ と零れ出す
眼差しの光が明日に刺さる瞬間
繰り返した夜と朝の隙に
ユラ ユラと迷い込んだ 君をつつんだ
渡しそびれていた プレゼント
些細なものだけど
変わっていく あの時と今では
どんな試練にも
何か意味があるなら
見逃したくない
思い出した 不思議なその目から
キラキラと流れた
悲しみが光纏い今になる瞬間
繰り返した晴れと雨の日々で
胸の中に焼けついた君を想った
南風 雲が流されていく
気の抜けたソーダ水
もしもこの手に掴みとれるなら
何もいらない
覚えていて 次に会ったときに
キラ キラ と零れ出す
眼差しの光が明日に刺さる瞬間
塞ぎこんだ長い夜の闇に
つらぬくように瞬いた君を見ていた
繰り返した夜と朝の隙に
ユラ ユラと迷い込んだ 日々をクリア

夏の日/植田真梨恵
歌 植田真梨恵 作詞 植田真梨恵 作曲 植田真梨恵
車に乗って海に行った
不意に今思い出した
無意味に あー 楽しくて
揺らめいた 思い出が
今日は 8月17日
あれから何年が経って
ただにうだる暑さで
ふらついた 私だが
ビル間に合成したような空よ、もくもく
非生産的な日々と反比例に欲を食う
明日になればそれなりに
今日の日はもう思い出に
忘れたくないあの人と
忘れない 夏の日
知らぬ間にもう成長していたエゴを、ゴクゴク
グラスに氷と混ぜて さりげに飲み干す
明日になればそれなりに
今日の日はもう思い出に
忘れられないあの人と
忘れたい 夏の日
忘れたくないあの人と
忘れない 夏の日