キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


2024年9月からテレビ放送されている、令和仮面ライダーシリーズ第6作「仮面ライダーガヴ」の劇場版です。アマプラで観直しました。

 

突然現れた謎の扉に引きずり込まれたショウマは、「闇菓子」が存在しない平和な世界へ。そこで記憶を失ったタオリンと出会ったショウマは、タオリンの記憶を取り戻すため協力すること。そんな中、カリエスと名乗る男が町を無差別に攻撃し始め、平和な世界は一変。平和を取り戻すため奮闘するショウマとタオリンは、巨大なお菓子の家にたどり着き…

 

毎年Wヒーロー夏映画を観ていますが、スーパー戦隊が終了したことにより、この形式での上映はこの作品が最後になってしまいました。

仮面ライダーの劇場版は主人公が異世界に行きがちですが、このエピソードはその典型的なパターンでした。

自分だけがいない世界で微妙に自分との関係性が変わっているおなじみの顔ぶれ。いつもは敵対するキャラが味方になったりして、特別感はあります。夏映画は本編と同時進行して撮影されていただろうから大変だったろうなあと今さらながら思いました。

 

 

「犯罪都市」のマ・ドンソクが、企画・原案・主演を務めたホラーアクションエンタテインメント作品です。劇場で寝てしまったのでアマプラで観直しました。

 

強靭な肉体を持つ社長のバウ、魅惑のエクソシスト・シャロン、情報収集を担うキムの3人が、悪魔祓いを請け負う「悪魔祓い株式会社」を営んでいた。ある時、悪魔崇拝カルト集団の台頭し社会が混乱、警察や聖職者たちまで助けを求めて悪魔祓い株式会社に駆け込む事態に。そんな中、医師ジョンウォンから、何者かの支配によって異常行動を繰り返す妹ウンソを助けてほしいという依頼が舞い込み…

 

年に2本くらいある韓国製エクソシスト映画ですが、異色なのはマ・ドンソクという肉体派俳優が主演していることです。

実質、悪魔祓いをするのは彼の悪魔祓いの会社の女性社員であり、マブリーはいつもより一歩引いた立ち位置。それでもむりくりマッチョなシーンを入れていますが、実在しない悪魔相手に暴れてもマブリーの持ち味はいかせないということがよくわかる作品でした。

韓国悪魔祓い映画に当たりなしだし、最近のマブリー映画の低調さも心配になるレベルです。

 

 


角野栄子の同名児童文学シリーズを、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」の宮崎駿監督が1989年に映画化したスタジオジブリの長編劇場アニメーションです。4Kリマスター版とIMAXで観ました。

魔女の母コキリと人間の父オキノのもとで天真爛漫に育った13歳のキキは、古くからのしきたりに従い、魔女修行の旅へ。黒猫のジジとともに海沿いの街コリコにたどりついたキキは、パン屋のおソノに気に入られ、彼女の家の離れに住まわせてもらいながら店の手伝いをする。やがて、ほうきで空を飛ぶ力を使って配達屋の仕事を始めたキキは、森の中に暮らす画学生のウルスラや友だちになった少年トンボらと交流しながら、少しずつ成長していき…


公開当時も劇場で観ていますが、4Kリマスター版で観ると古さを感じないクリアさでした。でIMAXはどうだったかと言うと、ことさら画質や音質に驚きはないですが大スクリーンで観られる喜びはあります。

久しぶりに観ると13歳のキキが下着姿になったり、パンチラが多かったりして、メジャーになる前の宮﨑駿監督がアニヲタからロリコン監督のレッテルを貼られていたことを思い出しました。

宮﨑駿はアニメージュでは持ち上げられていましたが、それ以外のアニメ雑誌ではロボットアニメなどテレビアニメこそが主流で、宮﨑駿はヒロインを少女にばかりするので、ロリコン扱いでした。

個人的には好きだった「ナウシカ」「ラピュタ」から幼稚な「トトロ」へ行った宮﨑駿には失望していましたが、この作品でまた好きになりました。改めて観ると中盤のキキの宅急便の頑張りあたりが楽しく、飛行船のくだりはちょっととってつけたようなクライマックスであんまり好きではありません。

とはいえキキの青春物語としては相変わらず魅力的な作品でした。