キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「成れの果て」の宮岡太郎監督が、第21回東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞した自身の原点となる自主映画「連鎖」を原案にセルフリメイクしたサイコホラーです。

 

恋人いない歴23年の辰樹は、カフェで働くエリカと出会い、彼女の優しさに心を奪われる。次第に2人の関係は深まっていくが、エリカの意味深な言動や不可解な出来事によって、日常は不穏な様相を帯びていく。やがてエリカの異様な執着と狂気が明らかになっていき、辰樹は逃れられない運命へと巻き込まれ…


なんかまあやり過ぎて笑えるサスペンスでした。あまりにもベタドラマみたいな演出とヒロインの漫画みたいな演技で笑うしかない仕上がりでした。女優陣がみんな必要以上に可愛くて犠牲するのはもったいない感じ。ヒロインの行動に一貫性がなかったり、下手くそな映画でしたが、キャストが頑張っていたおかげで見せ物としてなかなかのものに仕上がっていました。

オチは早々にバレバレでしたがまあまあ楽しめい映画です。


山本英夫の同名人気コミックを三池崇史監督が実写映画化した2001年製作のバイオレンスアクション作品です。

歌舞伎町を根城とする暴力団・安生組の組長が突然姿を消す。組長からの暴力を愛していたマゾヒストの垣原は、街中を執ように探し回る。やがてイチという殺し屋の存在にたどり着いた垣原は、その殺しぶりを目の当たりにし、恋心にも似た興奮を覚え…


久々に観たけど、変態ばっかり出てくるし、残酷シーンをてんこ盛りにして、誰にも感情移入出来ないような内容でした。

公開当時に観て、原作読んでDVDも持ってますが、忘れていることがいっぱいで新鮮な気持ちで観られました。

今や中年オヤジの大森南朋が若いし、浅野忠信はこの頃とあんまり変わってないし、塚本晋也とSABUが監督じゃなくて俳優としてメインキャストだし、楽しいです。

天ぷら油のシーンはさすがに覚えていましたが、わりと過激なバイオレンスシーンを忘れていて、当時の三池監督の過激さが懐かしいです。木下ほうかがクソDV男役でしたが、それがガチのクズ男だったことがわかった今、あれは半ばリアルだったんだなと実感。

たぶん当時は「不動」とかですでにコミック原作バイオレンス映画をやっていたから、当時より今の方がインパクトあるかも。

改めて自分が好きな三池作品は「不動」とか「オーディション」とかこれとかとんでもないバイオレンスシーンがある作品ばかりだったことを今さら知りました。

映画制作時にはたぶん漫画はまだ完結していなかった気がしますが、原作完結後に映画化していたらどんなエンディングになったのか?



「少女邂逅」や「無限ファンデーション」、自らプロデュースした「明けない夜とリバーサイド」などの俳優の近藤笑菜が、初監督を務めて完成させた短編作品です。出産・子育てを経験した近藤が自身の生活と真正面から向き合い、ドキュメンタリーとフィクションを交差させつつ、“いまを生きること”を描く。

豊かな風景が広がる中、ひとりの女がどこかを目指し、一心不乱に歩いている。立ち止まり目を閉じると、娘との日々が鮮明によみがえり…

近藤笑菜さんと近藤さんのお母さんと娘のみーちゃんとの舞台挨拶付きで観ました。

撮影は2年前で北海道で撮影をしていて、両親に手伝ってもらったそうです。

お母さんは完成した作品を観て、景色が素晴らしく美しく北海道まで行った甲斐があったなと。

近藤さんは0歳から1歳の娘の姿を映像に収めたいのと、自分の実感を作品にしたいと思ったと。

近藤さんの俳優としての始まりは高校のときに留学したときにミュージカルをやって、俳優になると言い始めたと。

心理学部の大学に入るもやはり俳優をやりたいと。高校のときに演劇部に入り、大学を出てからENBUゼミで本格的に演技を始めたと。

お母さんは孫を顔出ししていいものか心配燃したと。

近藤さんは俳優としての活動をしてきて、役をもらって初めて仕事になっていたのを、一歩踏み出し映画を制作した。お母さんは作るのもやりたいんだろうなあと思っていたと。

近藤さんはは母になって、世の中のお母さんを尊敬するようになったと。

今、みーちゃんも3歳になって、当時の切迫感もなくなってきたけど、すごいなと思うと。

いろんな人にこういう時代を思い返してもらえたらなあと思うと。

もう一人の子どもはスチールカメラマンのお子さんだったとか。

子役じゃないので演出出来るか心配だったけど、やっぱり撮りたいと思っていたようには撮れなかったと。現場では子どもたちがほぼ泣いていたと。

みーちゃんのカットは親としては全カットかわいいけど、ホームビデオにはしたくなかったと。あと映画祭に出すのが目標だった。