継承塾代表の三浦です。
7月は、継承塾アドバンスコースを2回開催しました。
一つは、いつも大変お世話になっている佐藤先生。
そしてもう一つは、OTの林先生による研修でした。
どちらの研修も多くの学びがありましたが、その中でも林先生がお話しされていた一言が、とても印象に残っています。
それは、
「ハンドリングはフィードバックである」
という言葉です。
フィードバックとは何でしょうか?
「フィードバック」という言葉は、現在では仕事や教育の場面で、
「ここは良かった」
「ここをもう少し修正した方がいい」
といったように、結果や行動について情報を返す意味で使われています。
もともとfeedbackという言葉は、20世紀初頭の電気工学・制御工学の領域で使われ始めました。
簡単に言えば、
“結果として起きたことを、もう一度システムに戻し、次の調整に利用する”
という考え方です。
私はこの考え方を聞いたとき、
「これはまさにハンドリングでも同じなのではないか」
と感じました。
ハンドリングは「相手を動かすこと」ではない
若い頃は、ハンドリングを学ぶと、
「どこを持てば動かせるのか」
「どう誘導すれば立てるのか」
といった、“こちら側の技術”に意識が向きやすいと思います。
もちろん、触れ方や誘導する方向、タイミングはとても大切です。
しかし、それだけではハンドリングの本質を捉えきれないのではないでしょうか。
たとえば、患者さんが立ち上がろうとしているとします。
そのときセラピストが触れることで、
「今、こちら側にはこれくらい体重が乗っていますよ」
「この方向なら、もう少し楽に動けそうですよ」
という身体情報を、患者さん自身に返すことができます。
つまりハンドリングは、
セラピストが答えを与えるものではなく、患者さん自身が自分の身体に気づくための情報を返すもの
と考えることができます。
継承塾では、
「動きたいの共創」
という理念を大切にしています。
セラピストが患者さんを“動かす”のではありません。
患者さんと一緒に、
どう動けば効率的なのか。
どうすれば動きやすいのか。
そして、
どうすれば「動いてみたい」と思えるのか。
を探していく。
その過程の中で、ハンドリングは、
患者さん自身が身体に気づくためのフィードバック
になるのだと思います。
若手セラピストの皆さんへ
ハンドリングは、
患者さんをコントロールするための技術ではなく、患者さん自身が気づき、選び、動いていくための対話。
佐藤先生、林先生の研修を通して、改めてそのことを学ばせていただきました。
継承塾では、そんなハンドリングを一緒に探求しています。
この考え方に興味がある方は、ぜひ一緒に学びましょう。
【お知らせ】
① ボバース イントロダクトリーモジュール2
9月12日・13日
講師:佐藤先生
場所:MiUリハ脳梗塞リハビリ大阪(東住吉)
お申し込みはJBITAホームページよりお願いいたします。
申し込み締め切りは本日となっています。
「興味はあるけれど、参加を迷っている」という方は、一度ご連絡ください。
② ハンドリング稽古
場所はすべて
MiUリハ脳梗塞リハビリ大阪(東住吉)
●8月21日(金)
テーマ:床上動作
講師:櫛引
SV:三浦
●9月14日(月)
テーマ:立ち上がり
講師:細川公
料金:1,000円
サロンメンバー:500円
参加希望の方は公式LINEより、
「ハンドリング稽古○月参加希望」
とご連絡ください。
③ 継承塾 中級コース
8月15日、申し込みスタート!
事前にスケジュール・料金などの詳細を知りたい方は、公式LINEより
「中級コース詳細希望」
とご連絡ください。




